なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

いたるところに青山?

2008-09-17 18:02:24 | Weblog
 電話セールスに対して、女房殿は全て「電話セールスはお断りしております」が決まり文句。
 そりゃそうです。
 電話セールスの話を聞いて、「それでは試しにお願いしましょうか」と言えるものは無いようです。
 今のところ「オレオレ」はかかって来ていません。
 流石にターゲットにするには未だ若いのか、あるいは鴨にし甲斐が無いでしょうか?
  うちの場合「オレオレ」と来たら、「日本にいない奴が何処で事故ったんだ」と言えるし、あるいはじっくり相手のフィクションを訊いて「役者やナ」と言ってみようと思っているのにね。
 少し前には、外国の商品取引とかの電話勧誘が多かった。
  「そんなに簡単に儲かるなら自分でやれば・・・」という気分と、そんなことに使う資金は無いという現実。
 最近はマンションの勧誘や、リフォームのセールスの他に冠婚葬祭のセールスが増えて来たような気がします。
 どこかで年令が分かるような名簿が流れているのでしょうね、年令に合せてアタックしてきます。
 この年になると「葬」の方のターゲットですね。
 相手は明るいセールストークですが、言外に「お葬式は一時にお金がかかりますからね」ということを匂わせているわけです。
 最近ではもっとストレートに「墓地のセールス」が増えてきました。
 相手さんの言い方では「今のうちに用意しなくては、いざと言う時に間に合わない」と言うことですね。
 ということは、私が永の眠りについた時、しかるべき墓地が無いと安らかに眠れないと脅かされているようです。
 そうなって見ないと分からないのに・・・
 ともあれ「我が家では、まず私が入る予定の場所ですね」とイヤミの一つも言いたくなります。

 話が一寸脇道にそれますが、また今年も高校の同窓会から案内状が届きました。
 今回は立派な同窓会新聞が同封され、同窓会の開催案内と、同窓会への入会案内案内です。
 今のところ一度も参加したことが無いし、今回も出席しません。
 故郷が嫌いなわけではない、それどころか自分の精神的なルーツだと思っています。
 昔の仲間に、特別会いたくないと言うことでもない・・・しかし「同窓会」と言う形で会うのにはどうにも抵抗感がある。
 同窓会は懐かしい旧友に会えるから万難を排しても参加するのが当然というところからかなり離れた・・・捻くれた性格なんでしょうか。
 仮に東京のどこかで旧友にバッタリ会ったら・・・一寸そこで一杯(私の場合コーヒーですが)となってきっと話をするでしょうが。
 集まって宴会形式などというのは・・・ぞっとしてしまう。
  酒を飲みながら話をすると言う設定にアレルギーがある。
  「酒を飲まないと話が出来ないのか?」みたいな
 
 故郷を出てからもう40年以上になります。
 中国の諺で言えば「いたるところに青山あり」でしょう。
 到るところ=行き着いた場所には・・・
  墓地のセールスの言うように今買えないとこの先入手困難かも知れませんが、なに、いざとなれば「散骨」と言う手もあるし、漬物の壷に入れておいても良いし・・・何とかなるでしょう。
 それに自分が関与できないことに、心配してもしょうがない。
  ところで「到るところに”青山”」=いろんなところに”青山(あおやま)”があるから墓地には困らない?。