なんとなく囲碁夜話

私は囲碁が好きだ。初めはなんとなく、ニアミスを繰り返し、深みに嵌ってしまった。

テンコール

2008-09-28 16:53:16 | Weblog
 どこかへ用事で電話をかける時、もしかしたら留守かも知れないという可能性もあるとして、、、呼び出し音を数える習慣があります。
 固定電話の場合、5,6回コールしてから音調が変わる場合は、別の電話か携帯に転送しているでしょう。
 10回くらいコールすると、「今、近くに居りません・・・ピーと鳴ったら留守番電話に・・・」などと音声案内が流れて、留守録に入れようか、それとも後でかけなおそうか迷ったりします。
 たまに、留守録のセットがしていない場合、さてどのくらい待つものなんでしょうか?
 マナーとかではなくて、習慣としての話です。
 私の場合は何となく10回くらいでしょう。
 別に決めではありませんが、数えていてきりが良いからと、留守録案内が始動し始める寸前くらい。
 留守録機能がスタートすると、録音しようかどうか迷いますから、迷う前に受話器を置く感じです。
 
 さて土曜日の話です。
 明け方、4時に目を醒ましてしまい・・・休みの日ほど用もないのに元気に目を醒ます習慣は子供の時からです・・・例によってパソコンをスリープから起こして、ネット碁に急行。
 流石、この時間でも打っている人はいるのです(国内向けのネットですが)。
 目覚め直後ですから、対局は危険ですから感染オンリー。
 観戦の基準は、できるだけ自分と点数の近い人通しの対局、あるいはプロのアマ先くらいの対局。
 但し、この時間はプロがアマ相手に打っている事は無いですが。
 そしてもう一つの条件は出来るだけ手数が若いもの・・・対局前・序盤・中盤・終盤・対局終了の5種類の表示では、中盤までのものです。
 できるだけ手数が少ないところからの方が、観戦していて一緒に考え易いですからそういう基準になります。

 さて、たまたま二つの条件に合った対局があったので喜んで観戦。
 両対局者とも対局したことがあるので、ネット入室して観戦者の名前が出れば、「ああ、あいつが見ている」と分かるはずです。
 そして、、、いつの間にか寝てしまったらしい(いつものことではあるが)から、「また、あいつは寝ているらしい」と思われたに違いない。
 事実寝ていたのです・・・対局終了後対局者が退室したのに観戦者が何時までも対局室に残っているのですから、一人で居残り検討より、寝ている確率が高いでしょう。
  次に目が醒めたのは9時半
 玄関に女房殿のスリッパが揃えて置いてある・・・どうやらウォーキングに行ったらしいと早合点。
 例の「朝ですよ」と「部屋の掃除です」と、粗大ゴミ扱いされなくてやれやれと言う感じでまた寝てしまい・・・次に起きたのが12時を回っていた。
 半ば夢うつつで耳元でラウドスピーカーのアジ演説を聞いている感覚。
 波のように大きくなりやや小さくなり、何を言っているのかは定かではないのですが何やら帝国陸軍調。
 私は戦後の生まれですから、そう感じることは不思議です。
 これは多分映画などの記憶で、当時のアジ演説の調子を感覚として記憶しているのでしょう。
 しかし、学生時代の昭和40年代のアジ演説の調子に似ていないことも無いなあと、うとうとしながら考えたのですから、もしかしたら両者は似ているのかしら?
 主張は右と左でも、アジという事が同じなので調子が似てくるのだろうか・・・
 ともかく、完全に目が醒めた。
 あのアジ演説だと思った音は、マンションの壁を高圧水流で洗う音だったらしい。
  そして家の電話機が鳴っている。
 ベッドで寝ている状態から、起き上がって隣の部屋に行くのが面倒くさい。
 しかも、寝起きの不機嫌な声で「もしもし」という声をどこかの誰かに聞かせる気がしない・・・。
 従ってここは「しかと」
 何故か電話のコール音をなり初めから数えている・・・そして10回で止まった。
 緊急な用事なら10回くらいで止めないだろう。
 一旦切ってから、すぐにまたかけるに違いない。
  でもその後電話が鳴らなかったところをみると、どうやら電話セールスだったような気がする。
 電話のコールの仕事で、留守かどうかの判断を10回にしているに違いない。

 さて、目が醒めて頭も醒めて思い出した。
 今日は女房殿が勤める学校の運動会の日だった!
 だからいくら待っていても昼ごはんは出てこないから自分で何とかしなくてはいけない。