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きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

11月の100円映画

2018-11-28 17:54:08 | 映画
11月の100円映画は、
[妻よ薔薇のように ]

山田洋次監督の、「家族はつらいよ」のシリーズ
第3作目


橋爪功と吉行和子の老夫婦
西村まさ彦と、夏川結衣の長男夫婦と、孫2人
そして
中嶋朋子と、林家正蔵の長女夫婦
妻夫木聡と、蒼井優の次男夫婦…と、

キャストは前作と同じ。

そして、どこにもありそうな家族
そして、どこにでも起こりそうな家庭の問題.…

難しい事など無い!
あぁ〜そんな事、あるある…と共感できることばかりだ。

第1作は、熟年離婚をテーマーに、
第2作は、無縁社会を…

そして
第3作は、家庭を切り盛りする主婦に
焦点を合わせ…

見ている主婦の共感を呼び起こし、
夫に大事なことを問いかけている。

ネタバレしない程度にあらすじを…

平田家に泥棒が入り、
コツコツと密かに貯めていた、妻(夏川結衣)の
ヘソクリが、盗まれた。

40万円…大金だ!

出張から帰った夫(西村まさ彦)に、
「被害は、大したことないのよ、私さえ我慢すれば…」と言う妻。

それに対して、
「ヘソクリは結局、俺が稼いだ金だろう」…と、
言ってしまう。

ついつい、男の人がいいそうなセリフだね。

妻は、不満を爆発させ、
家を飛び出す。

居て当たり前だった主婦が居なくなり、
アタフタする家族、家庭…

大混乱もコメディータッチの演技で笑わせてくれる。

会場からは、
なんども大きな笑い声が起こった。

山田洋次監督の、家族は辛いよシリーズは

素直に笑い…
素直に泣き…
素直に共感できる。

シニアの私たちには、
肩を張らず、首を傾げて考えることもなく…
楽しんで、安心して、見られる映画だ。

やっぱり娯楽映画は、
こうであってほしいと思う。

そして、ジャニーズ系のアイドルに、
媚びを売るようなこともなく、

キャストもしっかりしていて、
演技に安定感がある。

毎回、見終わった後、
次回が楽しみになる映画だ。

最後に、次回のテーマを匂わすシーンが出てくるので…
次回に期待してしまう。







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8月の100円映画

2018-08-26 07:51:43 | 映画
8月の100円映画は、
2016年公開のアニメ[この世界の片隅に]


8月は、夏休みという事で、アニメが多い。
ブログを見ると、
昨年もアニメ[君の名は]を観ている。

今回のアニメは、
[君の名は]とは違って、
時空を超えるような、奇抜なストーリーはない。

すごく分かりやすかった。

むしろ、戦時中の生活の苦労や、
空襲の恐怖などが、
リアルに表現されていて、
心に伝わってきた。

ストーリーは、昭和19年、
広島から呉に18歳で嫁いできた、
すずが、戦時中を健気に、たくましく、
生きて来た様子が描かれている。

戦争の、暗く重たい内容も、
すずの、ぼんやり、おっとりの性格が、
この映画を見た人を、
優しくホッコリさせてくれる。

私は、戦後生まれで、
戦後の貧しい日本で育ったが、
戦争は知らない…

常識として、
父母の話や、周りの情報からは、知っているが…

このアニメの中でも、
物資が乏しくなり、配給が少なくなり、
食べる物がなくなっていくと、

野草を摘んできたり、
色々工夫をしながら、
みんなで、貧しい食卓を囲むシーンがある。

今の、物があり溢れ、
何不自由ない幸せな日常から失いかけている、
家族の絆や愛が、

そこに感じられる。

このアニメと同じドラマが今、
実写版で放送されている。

アニメで結末を知ってしまうのは、
どうかな…と、思ったが、

アニメと実写版は違う

すずの夫役に、松坂桃李さんが出ているんだ

イケメンだ〜〜

結末は分かっていても、
観なきゃ、損だよ!

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7月の100円映画会

2018-07-25 20:21:52 | 映画
7月は
2016年11月公開、
陣内孝則監督の[幸福のアリバイ]



葬式 見合い 成人式 出産 結婚…
人生の節目の5つのエピソードを、

コミカルに描いたオムニバス映画だった。

1つ1つが、短い物語、
作品名だけ見ると、
繋がっているのかと、思えるが、
それぞれ独立した話になっている。

[見合い]と[結婚]が少し繋がっているようでもあったが…。

好き嫌いは有ると思うが、
私は、面白くなかった。

俳優の陣内孝則さんが監督した映画だと知って、
期待しすぎたのかも分からないが…

短い5つの物語を並べて1つの映画にするより、

1つ1つ別々の映画にした方が、
よかったのでは…
(映画の事など分からない素人のくせして、批評するなんて、失礼極まり無いけど…🙇‍♀️)

37度の真っ昼間に、自転車で行ったのに、
期待はずれ

見始めて直ぐに、
早く終わらないかな…と、思いながら観ていた。

こんな思いで、我慢しながら観た映画なんて、
初めてかも??????
(本当は3分1程、居眠りをしていた…)


ただエアコンの効いた室内で、
涼めたのはよかったけど…




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6月の100円映画

2018-06-21 20:25:47 | 映画
昨日は大雨

月1回、楽しみにしていた映画は、諦めなければならないのか?

でも、12時過ぎ、奇蹟的に大雨が止んだ。
また降り出すだろうが、
今なら、傘なしで自転車で走れる。
慌てて準備して出掛けた。

6月の映画は、
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
東野圭吾の同名小説の映画化
2017年9月公開の新しい映画だ。


1980年
ナミヤ雑貨店の店主(西田敏行)は、困っている人の悩みの相談に乗っていた。
夜、店のポストに手紙を投函すると、
翌朝、牛乳箱に返事が入っている。

時代は2012年になる
少年3人(ジャニーズの山田涼介)は、盗みを働き、
廃墟に逃げ込む。

そこは、空き家となった「ナミヤ雑貨店」
そこで少年達は、不思議な現象に遭う。

誰もいない空き家のシャッターのポストから、
手紙が舞い込んで来た。
その手紙は、1980年に書かれたものだった。

1980年
悩み相談を生きがいにしていた店主は、病で倒れる。
余命3ヶ月のすい臓がん

自分の余命を悟った店主は、

かって、相談し、回答を得た人たちが、
その後どのような人生を送ったか?
回答は役に立ったのか?

32年先、
自分の33回忌の命日に
手紙をナミヤ雑貨店のポストに投函してほしい…と、
一夜限りのナミヤ雑貨店の悩み相談室の復活の告知を遺言した。

店主は病院からナミヤ雑貨店に戻り、
32年さきの未来からの手紙を受け取る。

そこには、店主の回答により、
力強く生きた人生が綴られていた。

映画は1980年と2012年が時空を超えて交差する。

最近の映画は、なんでタイムスリップが好きなんでしょう?

いい話なんだが…
分かったような、分からないような?

店主が32年先の未来から受け取った手紙の中に、
白紙の手紙があった。

店主は、白紙の手紙に最後の返事を書く。

私が、この映画で一番感動したシーンだった。

『名無しの権兵衛さま
私は白紙の手紙をもらい、意味を考えていました。
この白紙は、今のあなたには道が見えていない事だと、
受け止めました。

あなたの未来は、まだ白紙だということです。

白紙の未来には、どんなことも描け、

可能性は無限に広がっています…』📩



映画のあらすじを書きながら、
ヤッパリ??????いっぱいの映画だったよ。







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5月の100円映画会

2018-05-17 20:03:41 | 映画
5月の100円映画は、
2010年公開の『レイルウェイズ』


菜の花が咲きほこる田園風景の中を、1両編成の電車が走る場面から、
映画は始まった。

大手電機メーカーに勤め、将来、取締役の昇進を約束されている主人公(中井貴一)

仕事も家庭も順風満帆そのものだった。

そんな主人公が、
島根で一人暮らす母親の入院や、
会社の同期の交通事故死をきっかけに、
自分が、子供の頃からの夢だった電車の運転手になる、決心をする。

50歳手前の49歳での転職…

その勇気凄い‼︎

でも、現実は、退職しても、
上手く再就職できるとも…
夢が叶うとも…
それは、保障されていない。

これは映画だから、上手く再就職でき、夢が叶った。

転職して、運転手になった夫に、妻が聞く。
「仕事、楽しい⁇」
「あぁ楽しい 恥ずかしいくらい…」

その顔には、転職した後悔など、微塵も感じられない。

夢を諦めない男…カッコイイ!
映画だから…中井貴一さんだから…
(自分の夫だと、猛反対するだろうな

映画はハッピーエンド

派手さや、ドキドキするようなハプニングはないが、
見終えて、すがすがしい気分にさせてくれる映画だった。

帰り道
私にも、この歳で叶えたい夢は有るのだろうか?
しまい込んだ、子供の頃の夢は、何だったのだろうか?

…そんな事を考えていた。









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