期間限定のおばあちゃん

香川の孫の元に来ている。

高速バスで、4時間と20分、

少し遅れて、観音寺の終点に着くと、

孫3人がママの車で

待っていてくれた。

10歳の孫は、少し大人びて、

夏に会った時より、背が伸びて、

おばあちゃんの背に追いつきそうに

なっていた。

(おばあちゃんは、毎年少しづつ縮んでいるのだけど…)

ニコッとして、歓迎してくれたが、以前のように飛びついては来なくなった。

その代わり、

8歳と6歳の孫は、

おばあちゃんの隣の席を取り合って

早速、揉め始める。

こんな時、おばあちゃんは、

仲裁のため、

座りにくい真ん中の座席に座ることになるのだ。

夜はいつも、10歳と8歳の孫に挟まれて寝る。

8歳の孫は、自分の布団の端ギリギリまで…

時には、おばあちゃんの布団の中に入ってきて、

「おばあちゃんのここ、気持ちいい！」と、

ブヨブヨの二の腕揉む。

くすぐったいよ…と嫌がるおばあちゃんに、

容赦ない孫の2本の手、

布団の中でひと暴れした後、

「だって、おばあちゃんは、期間限定だもん」…と、

ギューッとしがみついてくる。

会った瞬間から、

「おばあちゃん、いつまでいてくれるの？」と聞かれて、

「11日日間」と、答えると、

それから、

「あと、十日」「あと九日」…と、

一日づつカウントダウンをしていく。

期間限定のおばあちゃんか？

そうだよね。

年に何回か、会うだけでのおばあちゃんだもん…

上手いこと、いうものだと、感心したり、嬉しかったり…

いつまで、こう言ってもらえるのだろう。

いつまで、それに答えられるのだろう…

期間限定なら、次の期間がある…けど、

賞味期限切れのおばあちゃんには、

ならないようにしなければ…

まだ、役に立つおばあちゃんのうちに、

精一杯、孫と遊ぼう…と、思った。

今年最後のライブ

昨夜は、今年最後のライブ

を楽しんだ。

25日に孫の所に行く予定を変更してまで、

出かけたライブは、

ちめいど雄介くんのソロライブ。

孫が楽しみに待っていてくれていること思うと、

少しは迷ったけど

やっぱり、

ちめいどの雄介くんを選んだごめん

ライブは、家の近くのギャラリーアライさんで、19時より開催された。

18時半の開場より1時間も前から、

いつもの熱心なファンが並んでいたそうで、

狭い会場は、満席…

こんな寒い夜に、

それも、こんなに押し迫った年の瀬に…

ファンはすごいね。

(私もそうだが…)

ライブは最高！

盛り上がった。

雄介くん一人のソロライブも、

回を重ねる度に、

MCにも歌にも磨きがかかってきて、

ますます

カッコイイ！

ONE TEAMという言葉が流行ったが、

ちめいどを応援するファンは、

まさにONE TEAM…。

ライブ終了後に、全員と握手会

家から近いこともあり、

私は、最後の最後まで残って、

1番最後に握手をしてもらった。

最後だったので、少し話も出来たし、

写真も一緒に撮って貰えた。

2,500円のチケット代と、

CD2枚で2,000円。

その10倍の幸せをもらったよ。

時間やお金の使い方は、

その人の価値観で違ってくると思う。

興味がなければ、1,000円でも、

もったいないと思うだろう…ね。

今年一年

幸せだった。

仕事も、私生活も、充実して楽しかった。

忙しかったが、やり抜いた感がある。

そんな一年を、

楽しいライブで締めくくれた事は、

なんと、幸せなんだろう。

ちめいどに出会えた運命に、

感謝！しかない。

私の今年の漢字は…

令和元年も、後5日になった。

TVでは、今年のニュースを特集して放送されている。📺

私は、政治とか、ニュースとかに

あまり興味を持たないので、

耳をかすめるだけで、

殆どが記憶に残っていなかったり、

記憶が曖昧だったり…

一度は、頭に入っているのかもしれないが、

物忘れもひどくなり、

忘れてしまっていることも、

多いのだと思う。

今年の世相を表す漢字が、

令和の令…と発表された。

私の中でも、これかな？と予測していた中の一つだったので、

さほど、驚きもしなかった…が、

私のこの一年を振り返って、

漢字に表すなら、なんだろう…と、

考えた。

振り返れば…

忙しかった！

染色の依頼の仕事や、染色展の出品も2回、

宮水学園の講座も、休まず出席した。

孫の学校が休みの時は、春も夏も秋も世話に行ったし、

冬も行く。

もちろん、ちめいどのライブには、

月1回は、欠かす事なく会いに行った。

それもこれも、元気だから出来たこと…

みんなに、「元気だね！」と言われる。

自分でも、元気だ！…と、

自覚するほど、元気で健康な一年だった。

元気？…健康？

元気と健康は意味が違うらしい。

元気は、気力の元…と書くように、

活動する気力に満ち溢れている事…

健康とは、体が元気で、病などがない事…

らしい。

気持ちが健康なのが…元気

体が元気なのが…健康

私のこの一年は…元気！

気力に満ち溢れ、充実した一年だった。

私のこの一年を漢字で表すなら…

元気の…元…かな。

いい一年だった事に感謝して、

いい仲間や家族に感謝して、

後5日も、頑張ろう！

カモのテープカッターの塗り作業

日差しは明るいが、気温の上がらない

寒い1日だった。

世間では、クリスマスイブ🎄🎅なんだね。

みんなケーキを食べて、ジングルベル歌っている？🎂

歳を取ると、そう言う行事ごとに、

興味がなくなって…

今日は一日、木彫りの色塗り。

カモのテープカッターは、

彫りも終わり

サンドペーパーを掛けた。

羽以外は丁寧に…この作業は重要。

でも、長時間、同じ姿勢で、

下を向いて力を入れて擦っていると、

頭がクラクラするから…要注意！

それにマスクは必需品…ホコリを吸い込むと、ヤバイ

ここまでできると、

いよいよ着色の作業に入る。

今回は、羽の彫りが細かいので、

との粉は塗らないことにした。

最初に、茶色のベースコートを水で薄めて、全体塗る。

これは化粧下地の役目

薄め方にもよるが、

乾いてから2回目を塗った。

半乾きになったら、トールペイントで着色をする。

カモの色をネットで調べたら…

いろんな種類が居て、

色も羽の模様も様々…

迷って…

結局、自分のイメージで塗った。

使用した色は、

茶、こげ茶、モスグリーン、紺、黒

クチバシはヤマブキ色、

目は、白と黒

塗りの後は

よく乾燥してニス仕上げ

今回は、透明ニスとつや消しニスを

1：1で混ぜて使用した。

1回目の塗りは、木に染み込むので

塗りやすいが、

2回目以降は

皮膜ができているので、染み込まないから、

ハケをよくしごいて、付け過ぎないように塗る事。

ニス仕上げは、2回塗るか、3回塗るかは、好みだが、

私はピカピカが嫌いなので、2回

まだ、接着していないが、こんな感じになる。

私は、この後、木彫オイルを塗り仕上げる。

木彫オイルのしっとりした艶が好きなのと、

後の手入れが簡単。

乾いた布で磨けば木の艶が出て、長く使える。

我が家で30年近く使っている時計。

元の色とは、随分違って来ているが、

いい色になって来た。

木は生きている…

長く使う程、いい味が出てくるんです。

ハーバーランド スペースシアターのライブ

夕方5時に家を出た。

冬の5時は、すっかり陽が落ちて暗くなっている。

少し冷たい風の中を

足早に駅に向かい

電車に乗った。

6時からハーバーランド  のスペースシアターで

ライブがあった。

このライブは、毎月ここで開催されている様だが、

私は、ちめいどの雄介くんが、

ゲストで出ている時しか、行かないので、

今回が2回目。

今日は、山本義則さん、大橋タカシさん、ちめいど雄介くん、ふらっと♭、作人くん

…の5組が出演していた。

TVには、出ないが、

TVに出ているアイドル歌手より、

よっぽど歌が上手い。

…と思うのに…

上手いだけでは、歌手にはなれないのか。

マネージャーも居なければ、準備をしてくれるスタッフも居ない。

機材運びも、設置も、音響も…

全て自分たちでする。

そんな恵まれない環境に居ても、

諦めたくない大きな夢があるから…

ストリートライブをしながら…

彼らは、今日も歌っている。

その一生懸命さがヒシヒシと、伝わってくるから、

その夢を叶えてあげたいと、思うのだが、

私には、1枚1,000円で手売りしているCDを買ってあげるぐらいの

応援しか出来ない。

それでも、

私と同じ様に、

無名の彼らの応援に駆けつけるファンは沢山いる。

それは、若いファンばかりで無くて、

私と同年代の人も多い。

可愛い孫を応援する様な

気持ちなのだろう…

「好きな歌を歌える場所があり、

それを聞きに来てくれる人がいる…

それだけで幸せです💓」と、彼らは言う。

手作りライブはハプニングもあり、

笑いもあり…

彼らの魂のこもった歌に、

涙を拭う人もいた…

ちめいどの雄介くんの歌が終わったら、帰ろうと、思っていたが、

彼らの一生懸命に歌う姿を見たら、

一生懸命聞いてあげるのが礼儀の様な気がして、

最後まで聞いて帰った。

家に着いたら、10時を回っていた。

外は冷たかったが、

ライブ会場は、

若い彼らの情熱と、それを見守る人達で、

ホッコリ温かかった。