初夏の山に連れて行ってくれると言う。
昨夜からの雨は、朝には上がっていた。
雨を含んだ山は、いっそう緑を濃くし、
雨に濡れた木々の葉は、日の光にキラキラと輝いているだろう…
と、期待して、迎えに来てくれた車に乗った。
Mちゃんが、水の丸高原に行けば、
ピンクのホタルブクロが自生していると、教えてくれたので、
益々、期待が増した。
途中でお弁当とお茶を買って、昼食の準備も抜かりなし。
出発した時は曇りだった空も、雲の隙間から日が射し始めて来ていた。
…が、
山の中腹迄登って来ると、様子が変わって来た。
霧が出始めたのだ。
風があれば、霧は流されるのだが、今日は無風。
車が山を登るにつれ、霧は、益々濃くなり、
すぐに、真っ白な霧に包まれてしまった。
1m先が見えない。
車幅一杯の山道は、クネクネとカーブする細い道。
片方は、ガードレールも無い深い谷底。
一つ間違えば…ムチャ
怖いが、同乗した以上は、Mちゃんのご主人の運転を信じるしか無い。
車は、前方を確かめながら、慎重にノロノロと歩くような速度で進んで行った。
恐怖で寿命が縮むような思いに耐え、
やっと、水の丸高原の駐車場に着いた時は、ホッとした。
いつもなら、見晴らしも良く、
パラグライダーのフライト基地のある処だが、
今日は、何も何も何も見えないし
ピンクのホタルブクロが咲いているだろうと思って来たが、
少し時期が早かった様で、見つけられなかったし
仕方なく、車内で買ったお弁当を食べ、すぐさま下山することにした。
下山もまた、濃霧の中…。
今日は、初夏の山のドライブの筈だったのに、
濃霧の中の恐怖のドライブで、
山の緑も、ピンクのホタルブクロも、期待はずれだったが、
下山の途中で、白いホタルブクロと、
定家葛を見つけて、
持って帰って来たし、
何より、無事帰って来られたのだから、二重丸で良し
昨夜からの雨は、朝には上がっていた。
雨を含んだ山は、いっそう緑を濃くし、
雨に濡れた木々の葉は、日の光にキラキラと輝いているだろう…
と、期待して、迎えに来てくれた車に乗った。
Mちゃんが、水の丸高原に行けば、
ピンクのホタルブクロが自生していると、教えてくれたので、
益々、期待が増した。
途中でお弁当とお茶を買って、昼食の準備も抜かりなし。
出発した時は曇りだった空も、雲の隙間から日が射し始めて来ていた。
…が、
山の中腹迄登って来ると、様子が変わって来た。
霧が出始めたのだ。
風があれば、霧は流されるのだが、今日は無風。
車が山を登るにつれ、霧は、益々濃くなり、
すぐに、真っ白な霧に包まれてしまった。
1m先が見えない。
車幅一杯の山道は、クネクネとカーブする細い道。
片方は、ガードレールも無い深い谷底。
一つ間違えば…ムチャ
怖いが、同乗した以上は、Mちゃんのご主人の運転を信じるしか無い。
車は、前方を確かめながら、慎重にノロノロと歩くような速度で進んで行った。
恐怖で寿命が縮むような思いに耐え、
やっと、水の丸高原の駐車場に着いた時は、ホッとした。
いつもなら、見晴らしも良く、
パラグライダーのフライト基地のある処だが、
今日は、何も何も何も見えないし
ピンクのホタルブクロが咲いているだろうと思って来たが、
少し時期が早かった様で、見つけられなかったし
仕方なく、車内で買ったお弁当を食べ、すぐさま下山することにした。
下山もまた、濃霧の中…。
今日は、初夏の山のドライブの筈だったのに、
濃霧の中の恐怖のドライブで、
山の緑も、ピンクのホタルブクロも、期待はずれだったが、
下山の途中で、白いホタルブクロと、
定家葛を見つけて、
持って帰って来たし、
何より、無事帰って来られたのだから、二重丸で良し