きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

親の介護を考える。

2012-07-30 21:14:17 | 日記

   

先週の土曜日は、木彫りのお稽古日。

お母様の介護でしばらくお休みをされていた生徒さんが来られて、
久しぶりの再会に、話が尽きない。

今日は、彫刻刀を持つ手より、口の方が働き者だ。

親の介護の話になると、深刻な苦労話になる。
ましてや痴呆の親となると、重くて苦しい話と身構えて聞いてしまうが、
彼女は、穏やかで優しい表情で、こう話す。

「お母さんが、ずんずん子供になっていく。
想像も付かない悪戯をして、「よくこんな事を考えるわ!」と驚かされるが、
怒っても「わからん!」と、お母さんの無邪気の様子に、
笑ってしまうのよ」と、言う。

また、「子供のように泣くお母さんを、膝に乗せ、抱きしめると、
細く小さくなっていくお母さんが「愛おしい」とも・・・・

こんな言葉で、話せるまでには、
他人には見せない、分からない苦労がずいぶんあっただろうに、

いつも前向きで、嫌なこと、辛いことを喜びに変えられる、慈愛の心と包容力は
「すごい!」と、感心するばかりだ。

全て気持ちの持ちようで、自分も相手も幸せに、出来ると言う事なのだろうか。

私も、もうすぐ92歳の父の介護のため、会社を退社する。

老いていく父の姿を、目の当りにした時、
彼女のように、優しく接してあげられるだろうか。
自信は無いが、良いお手本はそばに居る。

今は、高額なお金を出せば、ホテルのような生活が出来、
最新の治療を受けられるホームが有るらしい。

お金を払ってしてもらう完璧な介護、
それに反して、

愛情を持って、世話をされる親身な介護

どちらがいいとも言えないが、

どちらも、望めそうも無い人間は、

さあ、人生の最後を、どう生きて行こうか・・・

 

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桃香のジェルキャンドル作り

2012-07-29 00:26:34 | 日記

今日、おばあちゃんの家に泊まりに行きました。 

6時ごろにおばあちゃんの家に着いて、おばあちゃんと一緒に

ららぽーとに行きました。

夏休みの自由研究は、ジェルキャンドル作りに決めました。

材料は、ガラスコップ、ジェル、カラーサンド、芯ひも

中に入れるガラス細工が、なかなか決まらなくて迷いましたが、

しろいるかと、浮き輪と、ペンギンに決めて買いました。

スパゲッティを食べて、急いで家に帰り、すぐに、作り始めました。

最初に芯を入れ、カラーサンドをスプーンで、少しづつ重ねて模様にしました。

その上に、ペンギンや浮き輪や、しろいるかやビー玉を入れました。

その後、溶かしたジェルを少しづつ入れました。

カラーサンドが浮かないように、気を付けました。

 

そして、かんせ~い!

でも、しろいるかが少し後ろに傾いてしまったのが、ちょっと残念。

桃香記)

 

説明書を読みながらの、初めてのチャレンジでした。

ジェルに気泡が入ったり、いるかが倒れてきたりで、苦労はありましたが、
孫の桃香は、以前から、作りたかったようで、
出来上がりを
何度も覗きこんでは「可愛いね」と、
大喜びです。
それ見て、おばぁちゃんも、大喜び!
(おばぁちゃん記)

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鰻より、アイスキャンデー

2012-07-27 22:16:09 | 日記

 

      

大阪は今日も、35.7度の猛暑日になった。
二日連続だ。 

5時半に会社を出る時刻になっても、日差しはギラギラしていて、
まだ、日傘が必要だった。

道路のコンクリートは、日中の日差しに暖められ、
その熱気が上昇してくるのが、夕方の今頃なのだろうか、

包み込まれる熱気から、逃げたくても逃げられない  
この不快感。

すれ違う人の顔も、眉間にシワを寄せている。

私も、同じ顔をして歩いているのだろう。

  帰りに、阪神百貨店に立ち寄った。

今日は、土用の丑の日だ。

今年は、鰻が獲れなくて高値だそうだが、
鰻屋の前は、どこも長い行列だった。

高い鰻でも、並んでまで食べられる人は、鰻を食べなくても、
元気な人なんだろうな。

胃袋も、そして財布の方も・・・

横目で見ながら、通り過ぎて、私の行く先は551のアイスキヤンデー。

暑い夏は、脂濃い鰻より、冷たいアイスキャンデーだよ。
これ、私の負け惜しみ。

ミルク、あずき、抹茶、チョコ、マンゴーなどを、
10本選んでカゴに入れ、店員」さんに渡した。

箱に詰めながら、
「この箱は12本入ります。10本だったら隙間が空きますが、どうしますか?」
と、言われ
人のいい私は、「はい、後2本追加します」と、言ってしまった。

どう考えても、10本でも多かったのに。

明日は、木彫りのお稽古日、みんなで、食べようと思う。

それに、明日、孫が泊りに来ると、さっき電話があった。

12本のアイスキャンデーも、すぐに無くなるだろう。

TVのお天気キャスターが、明日も猛暑が続くと言っているし。

                             

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染色で、ユニクロをリメイク!!

2012-07-24 22:59:12 | 染色

染色と聞くと、着物を、頭に浮かべる人が多いのでしょうね。

だから、難しいもの、自分では出来ないものと、
最初から、拒否反応をしていませんか。 

私の日常着は、ユニクロです。
でも、買ったものを、そのまま着たりはしませんよ。

染色で、ユニクロを、リメイクします。

そんな難しい技法は必要ない。

前日に買って、次の日に染めた服を着て、ユニクロに行くと、
ユニクロに、似ているけど、あれ?と言う顔をする。
快感ですよ。 

自分だけのオリジナルの服に、チャレンジしてみてください。

   
庵治んこ染        ステンシル染め     型染め

 

    
多色クリップ染    群雲染+ステンシル染   群雲染

 

   
庵治んこ染       浸染糊型染+絞り染め   ビーズ飾り 

 

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もし、蝉の言葉が分かったら・・・

2012-07-23 20:55:54 | 日記

先日、会社帰りに、葉っぱにしがみ付いた、蝉の抜け殻を見つけた。

2~3歩通り過ぎたのを戻り、葉っぱに手をかけたが、止めた。

数時間前まで、確かに、ここに命があった。
そう思うと、たかが蝉の抜け殻でも、理由もなく持って帰るのを、ためらった。

次の日、出勤時にカメラを持って出て、パチリと1枚。

夏には夏に生きる虫の命がある。
ただ、にぎやかしいだけの蝉の鳴き声にも、意味がありそうな気がする。

もし、蝉の言葉が分かったら・・・・・


 

「やぁ! 君も地上に出て来たんだね。ご苦労さん!」

「そう、肩苦しい殻を脱ぎ捨てて、やっと羽を伸ばして飛べるよ。
これが、楽しくてね。」

「おいおい、余り羽を伸ばし過ぎて、大事な、最後の任務を忘れるなよ。」

「そうだったね。
その為に、僕たち蝉は7年間も地中で生きて来たのだから。
人間は、僕たち蝉は、7日で死んでしまう可哀そうな虫だというけど、
余計なお世話だよね。」

「そうだ!そうだ! 早く可愛い女の子を見つけて、子孫を残さなきゃ。」

「はいはい、今日は張り切って、いつもより良い声で鳴くぞ!!
チョット、カノジュ オチャシナイ! ミィ~ミィ~ミィ~~」


 

木の下に、行ってみたら、
そんな声が、聞こえて来るかもね。 

 

 


 

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