通販でコーヒーを購入している「土居珈琲」から
コーヒーの種が送られてきた。
自宅に植えても留守になるので、その種を田舎に持ち帰ってきた。
精製前のコーヒーの生豆は手に入りにくいとの事。
珈琲店では、焙煎した豆ばかりで、白いコーヒー豆はめったに見る事はないが、
その豆から芽が出るとは思わなかった。
植えてから3ヶ月で芽が出るそうだ。
花が咲き、赤い実が付き、その実でコーヒーが飲める。
そして、その実を、また植えてコーヒー園にする。
植える前から、私の妄想は暴走し、「そんなバカな!!」と一人で
ツッコミながら、
コーヒーの種の植え付け準備をした。
「お父さん 植木鉢貰ってもいい!」
最初の鉢は「小さい」と言われ、次は「大きすぎ」と言われ、
3回目の平鉢でやっとOKがもらえた。
「お父さん 土は?」「お父さん 底に小石は入れる?」
世話のかかる娘に、
とうとう92歳の父は、見兼ねて家の外まで出て来た。
鉢に赤玉土と花の土を入れ、10個のコーヒーの種を均等に並べて
その上に、1センチくらい土を被せる。
たっぷり水をかけて、コーヒーの種の植えつけは完了!・・・・って、
これ全部、父がやった。
私は、鉢を探して用意しただけ。
花好きの父がコーヒーの芽が出るのを楽しみにしてくれるかな?
親孝行のつもりだったが、
「お父さん 土が乾いたら水やってね!」
結局、父に全て丸投げだ。
私、親孝行している??
それとも、世話ばかりかけてる??