作ってみたけど

前号の手づくり手帖を開いた時から、
気になっていた手芸が有った。

ユニークな形と、布の配色の楽しさに惹かれ、
すぐに作ってみたいと思っていた。

簡単にすぐに作れそう…と、思っているもの程、
後回しになってしまう様で、
まだ、それは実現して居なかった。

今日、少し時間があるので、作ることにした。

あれこれと、配色を考え、材料を揃えていたのでは、
なかなか出来上がらないので、
手元に有る材料で作ることにした。

表布は、帽子を作った時に帆布を染めた残り布、
本では、キルト芯を使っていたが、私は使わず、
裏布に、フエルトを使用した。
布は、25cm✖️25cm に1cmの縫い代があれば出来る。

型紙は、こんな感じ！

布を中表にして、口側の1辺を縫って、表に返し、
ステッチをかけて、4角を手縫いでくけると出来上がり‼︎

簡単だけど、帆布がほつれ易く、角を縫う時にモタモタした。
フエルトは、色数も多くて、私のアイディア、使えると思う。

ただ、こう言う雑貨って、作るのは楽しいが、使い道に困るよね‼︎


開けば、箱に…


閉じれば、ぺたんこ‼︎

暇つぶしに

田舎に帰る荷造りをしながら、
10日しか我が家に居られなかったなぁ～と、思っていた。
マンションの管理人さんに、「こっちが別宅だね」と、言われる程、
我が家に居る期間が少なくなった。

荷造りを終え、掃除も終えると、空っぽの時間が出来た。
何をしようか？
今から、片付けた染色の道具を出して染めるのも…億劫だし、
ギリギリで染めても、良いものが出来た試しはない。

ゴソゴソと引き出しを整理。
古い領収書や、納品書を捨て、5～6年前にもらった薬を処分した。
飲み残しの薬の多いこと…。

片付けが終わると、2時過ぎ。
別に買いたいものもないが、暇つぶしに、外に出かけてみようか？

西に行こうか？ 東に行こうか？
駅の改札口を入った後も、まだ迷っていた。

足先が、2、3度方向転換したが、東に行く電車に乗った。

阪神百貨店の食品売り場を覗きながら通り抜け、阪急百貨店に。

入り口に「素晴らしき時代マーケット」の広告が貼られていたので、
9階の催場に上がろうとエレベーターの前に行く。

夏休み最後の週末なので、人出が多いのか？
エレベーターの前には長い行列が出来ていて待たされた。
誘導員の指示でエレベーターに乗り、9階で下りると…

北欧のアンチック家具や、手の込んだ繊細な細工のジュエリー、
斬新なデザインの宝飾腕時計、
先日、本で見た覚えのあるアンチックレースなどが、並べられていた。

すごいなぁ～と、感激しきり‼︎
その値段の凄さにも、目をパチクリ‼︎

値段は別にして、古るき良き時代の物は、手が届かなくても、
見て居るだけで心が豊かになる気がした。

展示品の幾つかは、売約済みのシールが貼られているのもあり、
周りは見るからに、セレブなマダムと分かる様な人ばかり…。

普段着の様な服に、1000円少々のネックレスの私は、場違いな所に入り込んだ様で、
居心地が悪かった。

ショップの店主が「今度、蚤の市にご一緒しましょう」と、マダムに話して居る声を
後ろで聞き、会場を出た。

丁度、野球観戦の人と鉢合わせした様で、凄い人出になっていた。
大丸まで行くのを諦め、
朝食のパンを3個買って、帰ってきた。

帰宅すると、5時
少し遠い散歩だったが、暇つぶしが出来た。

悪夢にうなされて

先日見た夢が強烈過ぎて、頭から離れないでいる。

丁度、1週間前だった。
私は香川の染色の先生の講習会に参加していた。
大きな荷物を持ち、広間に集まった沢山の人の中に私は居た。
「今から、会場に入ります。荷物は控え室に置いて来てください」と、指示があり、
控え室に荷物を置いて戻って見ると、広間には誰も居なかった。
廊下をあっちこっち探して走ったが、誰も見つからなかった。

その内、私は町の中に居た。
見知らぬ町を、西へ東へと走り、坂を何度も駆け上がったり下りたり…
必死になって、探していた。

すれ違った人に「高松駅はどこですか？」…
私は、帰ろうと思ったのか、高松駅を探していたようだ。

道行く人は誰もが「分かりません」と、答えた。
方向音痴の私は、途方にくれて居た。

すると私は神社の境内に入って居た。
大きな鳥居をくぐって、本堂に入ると、私の荷物がそこに有った。
「あっ‼︎ 有った」と、荷物に駆け寄ると、
そこに息子と、嫁が居た。

私は「ホッ‼︎」として、息子の後に付いて行くと、
駅らしかった。

奥は細い洞窟のようになって居て、
机に一人の人が座り、その前に数人の行列が出来て居た。
私はその行列に並んだ。
手売りの切符なのかな？…と思いながら…

それにしても、他の人は、水色の丸い帽子をかぶり、
水色のパジャマの様な服を着ていて、奇妙に見えた。
私の番が近づいて来たが、どうしていいのか分らず、息子の名前を呼んだ。

すると、周りの人が一斉に私に向かって言った。
「聞いてないのですか？ここは老人ホームですよ」…と。

うなされて目が覚めた。

最近、父が痴呆になりかかって居た。
そんな心配や、
父の世話で、香川の染色の先生のところに行けなかった悔しさや、
自分の老後の不安等、
色々な事が重なり、こんな夢を見たのだろう。

夢だったが、
自分がどこに居るのか、どうしていいのか分らなくなる不安や
自分が自分で無くなって行く恐怖を知った。

父にはそんな思いをさせたくないと思って、人に言ったら、

痴呆になると、自分のことが分らなくなるから、
不安も恐怖もないのだと言われた…。

失敗した染め

8月27日
日曜日のお稽古をお休みしたHYさんが、
来られて染色をした。

先月、マーブル染をしたブラウスを持って来られていた。

生地にシワを寄せた上に、マーブル染めをすると言う、
今までしたことのない技法にチャレンジしたが、
満足の行く作品にならなかったので、
今日は、それに手を加えることにした。

リアック染料にリアックペーストを加えて、
発泡スチロールでスタンプ染めをする。

HMさんの発想には、いつも感心させられる。


その他、ブラウス生地も染めた。
ブラウスが2着、縫えそうだ。


私は、レーヨンの残り生地を染めた。
ちょうど、ストール丈ぐらい有ったので、ストールになれば…と思っていた。

折り畳み、リアック染料で多色染をして、
乾燥させた後、畳直して、スレン染料で絞り染めをした。

染め上がって見ると、
緑色が…。
緑の色は使っていないのに…なんで⁉︎


よくよく考えて見ると、カーキー色を染めるのに、茶と緑の染料を混ぜて染めたのだが、
スレン染料を染めた時、
茶が抜けて、緑が残ったようだ。

ショック😱

緑色がこんなにはっきり出るとは…想定外‼︎


先日縫ったロングシャツとコーディネートして見たけど…。

Tシャツを染める

8月24日
日曜日は、染色のお稽古だった。
HMさんと、Mさんが来られた。

HMさんは、先月マーブル染めをしていたTシャツに、絞りを加えて地染めした。
Mさんは、シルクストールを多色染したが、もう１技法加えることになり、
自宅で仕上げることにして、お稽古は終了。

私も、Tシャツを染めようと用意していたが、染められなかったので、
今日染めることにした。

台風の影響で、お天気が変だ。
それに、敏感に反応したのか、私の身体も今日は変だった。

掃除の途中で、ソファーに座りウトウト…。
染めの準備の途中で、ソファーに座りウトウト…。

どうしてこんなに眠たいのか？
身体がだるくて、やる気が出ない。

気分を帰るため、大阪に出かけようか？…とも思ったが、
いつ雨になるか分らないお天気では、出る気も削がれる。

結局、午前中は、ウロウロしただけで何も出来ず…。

昼食を済ませ、やるぞ‼︎と、自分に喝を入れて、染めに取り掛かった。
Tシャツを染めるのは、久しぶりだった。

Tシャツは、ランダムに折りたたんで、リアック染料でぶっかけ染めにする。
ブルー、グレー、バイオレット、イエロー
自分の好きな色を選んで染めた。

暫くビニールに包み、空気に触れないようにして、放置しておく。
その後、水洗い→熱湯洗い→乾燥の処理をする。

この時点で、いい色合いに染まったが、
この後、むら雲絞りを加えることにした。

餅焼き網2枚の間に、Tシャツを挟み、細かくシワを寄せて、スレン染料で染めるだけ…。
簡単だが、簡単だけに、チョットしたコツが必要になる。

染め上がり

チョット派手かな？

コーディネートして見ました。
如何でしょうか？