テーピング染めで染める

一昨日は、
朝4時起きで、香川のすなご染めの展示会に出掛け、
帰宅が22時30分

久し振りに香川の皆さんにお会いでき、
楽しくて、大いにはしゃいでいたのだが…
流石に、1日での往復は疲れた。
（正直、歳だね‼︎）

こんな事、滅多にないのだが、
6時に目覚ましが鳴ったのも気付かず
朝7時過ぎまで爆睡。

早朝の冷え込みも有り、
布団の中でダラダラしていたい気分だったが、
昨夜、持ち帰ったままの荷物を見ると、
そんな事もしておられない。

1つ1つ、荷物を片付けながら、
展示会の度に作品が増え、
箪笥の中に溜まって行くのも、困ったものだが、

作品1つ1つに、思い出があり、
何年経っていても、
その作品と真剣に向き合い、悩み、努力して制作した、
あの時のエネルギーが、
まだ残っている様で、
手放せないのも本当の気持ちだ。

午後から、染色。

田舎に帰る前、ギリギリまで頑張って染めていた。

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この生地を田舎に持ち帰り、お薬手帳入れを10個作る予定。
（依頼品なので、頑張らなくちゃ❣️）

今日は田中直染料店に、注文してあったマフラーが届く。
これも、田舎に持ち帰って、縫い絞っておこうか…？

田舎に沢山仕事を持ち帰っても、
予定通り出来るか否かは、
父の体調次第だが…。

予定通り、仕事が進みます様に…

すなご染めの展示会

17日から
香川の石の民族資料館で開催されている、
染色すなご会の展示会は、
27日の今日が最終日

香川の生徒さんの作品を見せてもらう為と、
出品していた自分の作品の引き取りに
出掛けて行った。

生憎の雨☔️
それも結構、降っている。

淡路島の紅葉は、
雨に濡れて、最後の色を、濃くして見せてくれた。

展示会

父のショートステイ初体験

今朝、田舎の父は、初めてのショートステイに行った。
4泊5日

1ヶ月前から、父を預ける私達の方が、心配で心配で、
落ち着かない日を送っていた。

持ち物全部に名前を書き、忙しく準備をしながらも、
人付き合いの苦手な父を、知らない人の中に連れて行くのを、
辛く、申し訳なく思っていた。

朝から、妹からのメールが何度も届いた。📩

昨夜も、ショートステイに行くことを話し、納得してくれていたのに、
今朝、荷物を見て、「これは何や？」「どこに行くんや？」と…。
挙げ句の果てには「勝手にいらんことするな」と、怒るらしい。

一人では家には居られないのに、自分では、まだしっかりしているつもりのようだ。

迎えの車に、荷物と一緒に、TVまで積み込んだのも、
自分の部屋でいつもと同じ様に、TVが見られるようにとの思いで。

病室のような味気ない部屋
「ここがお父さんの部屋か？」と、付き添って行った妹に何度も聞くらしい。
心細いのか？
それとも、聞いたことを忘れてしまうのか？

食堂に集まっての昼食時には
「○○です。お願いします」と健気に頭を下げた。
その姿に、涙が出そうだったと
妹のメールが届いた。

それを見て、私も泣けた。

95歳になって、心細い思いをさせて、申し訳ない。


介護を経験した友人から、
それは決して、自分を責めるような悪いことでは無いからと、
慰められた。

30日、私が田舎に帰り、父を迎えに行ったら
案外ケロッとしているのかも…

そして「思ったより、楽しかったぞ」と言って欲しい。

染色って面白い

今日は、HMさんが来られ染色

この数日は、12月の気温…寒い‼︎
寒いけど、頑張らなくては…

HMさんは、とてもスマートだけど、とてもお元気！
私より5歳若いのだが、
たかが5歳差に、負けてはいられない

HMさんは、ウールのセーターを持って来られていた。
グレーの無地なので、色を入れたいと…。

胸の下をゴムで絞り、染料を刷毛で入れた。
オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー等
たくさんの色を入れ、
下は濃紺で浸染した。

裏も同じように、色が入っている。

その他、綿の手拭いを5枚染めた。

3枚は細かくシワを寄せたり、クルクル巻いたりして、網に挟み
リアック染料で、色差しをした。

👇

まだアイロンを当ててないが…

4枚目は、スポイドを使って線描

これがとても面白い模様になった。

5枚目は、三角に折り、割り箸を挟み、
リアックで色差し
製作途中の写真を撮り忘れたが、

割り箸を外し、開いて見ると、
想像していなかった模様が現れた。
ワオッ‼︎

ステキ❣️

上手くいかず、落ち込むことも多いけど、
想像以上の感動を味合うと、
やっぱり染色ってイイなぁ〜と思う。


私は、先日から、染めようと準備したまま、
手を付けられずにいた、ウールのスカーフを染めた。

孔雀の羽みたいだな

キルト日本展を見に行く

暖かかった昨日とは一変して、
真冬のような寒さだ。

我が家に帰って来てから、ずっとバタバタしている。
染色も洋裁も準備をしているのに、仕掛ける時間がなくて、そのまま…

気にしながら、今日も朝から出かけていた。

阪神百貨店の8階催場で、23日〜29日まで
キルト日本展が開催されていて、
キルトの国際コンクールで入賞した作品ばかり79点が展示されている。


日本以外、海外の作品もあり、
その卓越した技術と独創性あふれる作品に圧倒された。


作品は、コンテンポラリー部門と、
トラディショナル部門に別れている。

コンテンポラリー部門の作品から見て回った。
これがキルト？？？
キルトのイメージを覆される程
奇抜な作品が多い！

布、糸、ビーズ、刺繍、
作品には、染色や手書きも施されていて、
神業か？？…と、思うほど細かなキルティングや、ミシンステッチ
あらゆる技法が駆使され、それはもう、キルトの概念を突き破り、
布を使った絵画だ。芸術だ。

四角や三角の布を接ぎ合わせるだけが、キルトではないのだと知った。

チラシに印刷されていた作品『環』がグランプリ作品

濃い紺の布をはぎ合わせた背景に、花や動物や小さな昆虫がアップリケされている。


気の遠くなるような細かい細かい作業、
これを作り上げた根気強いキルターさんに大尊敬！
（私は、せっかちだからムリだわ〜）

今、私も、香川の染色展に出品しているが、

あれで、良かったのだろうか？？？

こんなに、迫力のある、人を惹きつけ力のある作品を見てしまうと、
自分の作品が、如何にも薄っぺらく安っぽい作品に思え、
気持ちが落ち込んだ。

何が違うのか？
何を忘れてしまったのか？…
そんなことも分からない自分が歯がゆく思え、
自問自答していた。

いつも同じ？？
いつも同じで良い筈がない！

挑戦することを忘れているのでは…
挑戦しないと前進などないのに…

帰り道、外は寒かったが、心は熱かった。
その熱が冷めないうちに、挑戦しよう