きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

こたつの中での手しごと。

2023-01-27 12:35:00 | 手芸
日本列島の上空に襲来した強い寒気は、
今も居座ったまま。

滅多に雪など降らない近畿にも雪を降らせた。❄️❄️

一昨日は、車の上や歩道橋にうっすらと雪が積もっていた。

今日も朝から雨混じりの雪が降り続いている。

積雪量も最低気温も、東北や北海道に比べれば、
大した事では無いのだが、

雪国の寒さを知らない私は、寒さに震えている。

こんな日でも、
日課の朝散歩は、私の1日の始まりなので、
頑張って出掛けた…が、

日中は、こたつの守り…

一度入ると、出られなくなり…

ダラダラ…と。

こんな時は、こたつの中で手しごと…を。

怠け心に発破をかけて、
以前、作ったアップリケの小物入れを作る事にした。

コツコツと手を動かしていると、
時間も、寂しさも、色々な煩わしさも忘れて、
無我になれる。

一針一針…刺繍糸を変えたり…
ビーズをつけたら…

布は、染めた布や、プリント布。

プリント布は、
孫のランチョンマットやコップ入れを縫った残り布が多い。

5人の孫が幼稚園に入園する時には、
張り切って縫ったものだ。

もう皆んな大きくなり、
頼まれることもなくなったが…

思い出にふけながら…
TVを見ながら…では、なかなか手が進まないが、

急ぐ仕事でも無い、
焦る事も無い。

ゆっくりのんびり…で良い。




今日のアップリケの顔

優しい顔になった。














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使い方は自由、型染めポーチ

2023-01-24 15:49:00 | 染色
10年に一度の最強寒波が日本列島を包み込んだ。

全国の気温は、ほぼマイナスが表示されている。

北海道のマイナス18度は、どれくらいの寒さか…想像だにできない。

雪など滅多に見ない私の地元でも、
今朝はマイナス1度だった。

雪は降っていないが、
昼前には、みぞれが降った。

寒い…かと、身構えていたら、
暖かそうな日が差して来たり…

意外と暖かいのかと、ベランダの戸を開けてみたら、
強風が身を刺すように、冷たかった。

こんな日は、無理に外出して、
転んでは大変…

歳をとると、用心に怪我なし…かな!

…と、言うことで、

家に居て、先日から製作を始めていた
ポーチを仕上げた。

帆布に彫った型を置き防染糊を塗布して、
スレン染料で染めた。

これは2回目、
1回目は、ムラになって失敗した。

帆布のような厚い生地は、
たっぷりの染液の中で、泳がすように染めないと、
ムラになりやすい。

面倒だが、大きなタンクを出して染めた。

水の量を多めにしたので、
思ったより薄くしか染まらなかった。

最初に計画していたデザインを変更…

手描きを加えることにした。

色目がずいぶん地味になった…
配色の布は、
黄色の鮮やかな色に染めた。


マチもタップリ!

内布はナイロンを!

このポーチは、形が面白く、
何個か使ったことがある。

ポーチの口のファスナーの付け方が、
少し変わっていて、
マチも広く、安定性も良く、
物がたっぷり入る。

内布は、防水のナイロンを使用しているので、
化粧ポーチとして、使って欲しい…と、
思って、
レンタルボックスに置いていたら、

釣りをする男性が、
道具入れに2個も買ってくれたそうだ。


使い方は…自由で良い

古い固定概念は、必要ない…ね。





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今年初稽古はパンツの迷彩染め。

2023-01-22 14:50:00 | 染色
1月21日は、今年最初の染色のお稽古日。

寒い中、遠くからMさんが来てくれた。

お稽古を始める前から、
10日に亡くなった先生の話。

胸に詰まっていた先生への思いを、
吐き出すように喋って…

その為、大事なお稽古の時間を潰してしまった…が、

先生の思い出を、
共有できる友達も、そう多くはいない。

喋ることで、また思い出しては、
胸が詰まるが、

先生に託された思いを大切にして、
前に向かって進もう…と思う。



Mさんとの今日の染色は、
Mさんが持って来られたパンツの染め替え。
👖
パンツの裾に、漂白剤を飛ばし、
ポツンポツンと、色が抜けてしまっている。

これを目立たないように染め替える。

パンツにシワを寄せ、
ゴムで括って、
全体を叢雲染めにする事にした。

パンツの色が、赤みの掛かった黒なので、
焦茶に黒を混ぜたスレン染料で染めた。

一度出して、広げてみると、
黒と焦げ茶と、ベージュのコントラストがはっきりし過ぎ、

派手な迷彩柄になった。

色味を少し抑える為に、
シリヤス染料のグレーを
全体に染め重ねてみた。



少し色が落ち着いたが、
これはまだ濡れた状態、

乾いたら、また様子が違って来ると思う。


(帆布のカバンも染めた。)

飽きたら、また染め替えられる。

何度でも染め替えられるのが、
染色のリメイクの良いところ…だと思う。

Mさんが帰った後、

私もポーチの型染めを、
久しぶりに遅くまで、頑張った。👏👏👏






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藍染め風ショルダーバッグ

2023-01-20 20:35:00 | 染色
今日は大寒…
その通りに、寒い1日だった。

今日よりも明日からは、
もっと寒くなるとの予報…だ。

特に来週は、
数年に一度レベルの強烈な寒気が、
日本列島の上空に襲来するらしい。

その非常に強い寒気は、
北海道や東北だけではなく、
西日本にまで南下して来て、

普段 雪の降らない地域でも
積雪の恐れがある…と、

TVの気象予報士が強い口調で
注意を呼びかけている。

大きな災害や
交通への影響が心配される…が

何事も無く、無事に過ごせることを願う。


今年になっての初染めは、
柿渋染のトートバッグを2個。

その後、
板締め染めで、ショルダーバッグも2個
仕上げた。

藍染め風に、
帆布をスレン染料のブルーで染めた。




帆布をのように厚い布は、
折り重ねると、中まで染料が染み込まない…が、
このぼんやり、暈しのような色の染まり方も、良い…👍

色の染み込みに任せた模様は、

意図的に出そうと思っても出ない、
面白さがある…と思っている。

柿渋染めのトートバッグは、秋から冬用に、



今回のショルダーバッグは、
白とブルーなので、
春から夏用に…と

使い分けても良い…と思う。👍

両方とも、4月の展示会に出品する。















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孫のストールを染めた。

2023-01-16 17:10:00 | 染色
孫に頼まれて、シルクストールを染めた。

二人の息子とそれぞれの嫁と
5人の孫がいるが、
私の染めに興味を持ってくれたのは、
この孫が初めて

「おばあちゃん こんなスカーフ染められる?」
お正月に会った時、
スマホの画像を見せてくれた。

スカーフ…と言えば、
女性、それも割と年齢が上の…
そんなイメージがあるが…

18歳の男の子が派手なスカーフが欲しい…と
言うのに、
時代のギャプを感じた。

今年の春、服飾系の大学に入学する孫は、
細くて背が高く、
韓国のアーティストのような容姿をしていて、
(99%親ならず、バ-バの欲目だけど…)

オシャレで、古着屋で買って来た服を、
上手に着ている。

これくらいの若い子の間では、
派手なスカーフを首に巻いて、
前に長く垂らすのが、流行っているらしい。

若い子の流行は分からないが、
孫に頼まれたら、NOとは言えない。

手元にシルクのスカーフの在庫が無かったので、
早速注文した、

スカーフは手に入らなかったが、
シルクデシンのストールを取り寄せた。

送ってもらったスマホの画像を参考に、
板染めにして染めた。

最初にスカーフを折り、板で挟んで
黄色で染め、
2色目は、スカーフを折り直し、
ベージュで染め、
最後は、もう一度折り直して、
オレンジで染めた。

色止め液に浸し、色を固着させて、
乾燥後に蒸しを40分して、完成。


スカーフ止めも皮で手作りした。


次の日
息子と一緒に孫が来て、
無事に渡す事ができた。

染めの材料費と手間代は、
息子がご馳走してくれたラーメンと、

孫の「ありがとう」の言葉と、
可愛い笑顔😍

ハッピー!











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