きのねの本音

染色や木彫り そして気の合う仲間たち
大好きなものに囲まれ シニアライフを楽しんでいます
時には 愚痴や本音もポロリ

アンパンマンミュージアム

2013-09-30 23:17:27 | 日記

随分涼しくなったものだ。
久しぶりにベランダに出て、静かなモーニングタイムを楽しんでいる。
26日から、息子が孫を連れて来ていて、29日の朝、帰った。
2歳と4歳の孫は、やんちゃ盛りで、私にとっては、元気が良いのも
泣き顔も全部可愛いのだが、

階下の住人には、頭の上の騒音は迷惑だったに違いない。

滞在中の2日目に、アンパンマンミュージアムに行った。

アンパンマンミュージアムは、横浜、名古屋、仙台に続いて、
4か所目が4月19日に神戸にOPENしている。

5月の連休に行った時は、OPEN直後だったので、
凄い人出に入館できずに帰って来たが、

今回は平日だった事も有り、スムーズに入館できた。
  

施設は新しいので綺麗だし、
床も、壁も、天井も、目に見えるところから、見えないところまでも
アンパンマンの楽しい世界が広がっている。
子供だけで無く大人だって、その上質な遊びの空間に、
心が奪われ、癒されて

「元気100倍!」になる。

そうだ 嬉しいんだ 生きる喜び
たとえ胸の傷が痛んでも

何の為に生まれ 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!

アンパンマンマーチの最初の歌詞だ。
何気なく聞き流していたが、文字にすると子供のアニメソングとは思えないほど、深い歌詞だと思う。

何が君の幸せ 何をして喜ぶ
解らないまま終わる そんなのは嫌だ!

65歳になっても、何の為に生まれたのか?何が幸せなのか?
答えられないし解らないまま、生きている。
そんなのは嫌だ!と思っても、そう簡単には答えなど見つからない。

でも、アンパンマンは教えてくれている。

今を生きる事で 熱い心燃える
だから君は行くんだ微笑んで・・・・・

深過ぎるよね!
アニメの歌詞にしては・・
アンパンマンの見方が変わって来た!!

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NEW 柿渋染バックの完成!

2013-09-25 09:00:00 | 染色

庵治んこ染は、
香川で採れる庵治石の粉を混ぜた顔料を使用して染める新しい染色技法。
私は、この技法を使って、柿渋バックを制作している。

帆布に型を置き、庵治石の粉を混ぜた顔料を刷毛で色差しをする。
使用する型は、自分でデザインして、ハサミで切ったもの。
  
結構、細かい。

ドライアイロンを掛け、顔料を固着させてから水洗いをする。
この時、庵治石の粉が水で流される。

乾燥後、柿渋糊を塗布、柿渋固着剤で固着させる。
光沢バインダーを塗布すると、光沢と防水効果が出る。
出来上がった布は、カバンを製図して、裁断、縫製をする。
 
カバン本体が出来上がった。
持ち手も、私が彫って手作りしたもの。

ドリルで穴を開けた持ち手の穴に針を刺し、刺繍糸でカバン本体と縫い付けて行く。
この作業、結構大変だった。

出来上がり
他にも3点出来た。
  
今年の展示会に出展する。


11月15日~24日
染色すなご会40周年記念展~佐竹藍月と素敵な会員たち~
が高松市石の民俗資料館で開催される。
期間中 チャリティバザーや、和紙染体験が無料で出来るので、
是非お越しください。

 


 

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9月のお稽古!

2013-09-23 16:43:41 | 染色

9月のお稽古は、エレベーターの工事や台風の影響で、随分変更になった。

21日は、木彫りのお稽古
猛暑で7月 8月とお休みしていた生徒さんが来られ、
以前彫った“木彫りの女の子のキーホルダー”の色塗りが終わって無かったので、
手伝いながら仕上げた。
この女の子のキーホルダーは、人気が有って、彫ってほしいと頼まれているが、
忙しくて、後へ後へと後回しになっている。
久しぶりに、色塗りをすると「やっぱり可愛い!彫りた~~い!」と
思う

22日は、1週間遅れの染色教室
MNさんと、Mさんが来られた。
MNさんは、綿のストールをファンタチック染にして、アクセントにスレンのピンクを染めたら、
思いがれなく、紫の補色が出た。
「ヒャー!面白い」
もう25年も染色をしていても、予測の出来ない事が有る。
それが、とても幸運なハプニングなら良いが、
そうでない事の方が多い。

機械で染めるプリントのように、同じ色の同じ模様を、何枚も染める事は、
手作りでは出来ないが、
裏を返せば“世界に1枚のオリジナル”
それが、手作りの良さであり、楽しみでもある。

23日は、15日に台風で来られなかったHYさんが来られた。
15日とは大違いの晴天になった。
遅れたスケジュールを、取り戻すには絶好のお天気だ。
先月染めていた“テーブルクロス”に光沢バインダーを塗って仕上げた。
もう1枚、暖簾をブルーで“形状記憶合金染”にした。
 

展示会の出展作品も、少しづつ仕上がって来た。
 
MNさんの“染のがま口”

 
私の“風呂敷バック”の新作

 

 

 

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染色 ウールのセーター

2013-09-20 07:43:30 | 染色

台風が過ぎ去ったあとは、爽やかな秋晴れのお天気が続いている。
ベランダでのモーニングタイムも、今が一番心地良い!
ベランダから見える公園の木々達は、一層茶味を帯びて来た。
その姿は、秋の柔らかい日差しを受け、お行儀よく並んで、
日なたぼっこをしているように見える。

眼下に見える家の、庭の隅に真っ赤な彼岸花が咲いているのを見つけ、ちょっと幸せを感じた。

第3日曜日が染色のお稽古だが、今月は、エレベーターの工事や
台風の接近で変更になっている。

昨日は、HMさんが来られた。
ウールのセーターを2枚、パソコンでデザインして、縫って来ていた。
1色づつ絞って、色を染め重ねる。
少し手間がかかるが、面白い物が出来そう!!

グレーの無地だったセーターは、グリーン、黄緑、ボルドー、黒を、
デザイン通り、絞りながら色を染め重ねて行った。

もう1枚、薄い紫のセーターは、オレンジ、グレー、ターキスブルー、
ピンク、ブルー、を
同じように染め重ねた。
このセーターは、前面にステンシルで模様を付けたいと言う。
まだまだ進化していくようで、どんな仕上がりになるか楽しみだ!

ウールは染めると縮む???
そんな心配で、手を出せない方もいるかもしれませんが、
染色前に、防縮処理をしておけば、縮むことは有りません。
ウール100%なら、古いセーターも染め替えられますよ!

 

 

 

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木彫りの持ち手!

2013-09-16 23:00:50 | 木彫り

台風18号の接近で、この二日間、予定は大きく狂った。
昨日は染色のお稽古に来る予定だったHYさんが
大雨で来られなくなり、

お稽古は今日に変更していたが、
台風は、進路を逸れる事なく、昨日よりも近づいて来ていた。
1番近づいた夜中には、雨も風も激しさを増し、
大雨、洪水、暴風の警報が次々と発表され、
避難勧告まで出ていた。

それでも、台風が通り過ぎれば、午前中にも、
お天気は回復するだろうと思っていたが、

朝6時過ぎに、「道路も通行止めになり、電車も運休していて、行かれない」と、電話が有った。
台風は、通り過ぎた後に、大きな爪痕を残して行ったようだ。
11月の展示会まで、お稽古が9月と10月の2回しかない。
展示作品を仕上げる大事な時間だったが、台風では仕方ない。
急な予定変更は、よくある事。
気を取り直して、自分の作業を進める事にした。


今年の展示会は、父の介護が有り、大きな作品は諦めて、
柿渋バックを数点、出展する事にしている。

柿渋バックの持ち手も、木彫りで作ることにした。
デザインを考え、田舎で木をカットし、彫って帰って来ていたので、
今日は、着色をしよう


サンドペーパー240番で、きれいに磨いた後、
赤との粉+黒アーバン粉+赤アーバン粉を湯で溶いて、
ニカワ液を加えて混ぜる。

少し黒味が足りないようだったので、ポアーステインのブラックを加え
色を調整した。

少しドロッとした液になる。
刷毛で塗り、ブラシで木目に沿って擦り込む。これを2回繰り返す
乾かして、
ブラシで表面のとの粉を落とす。
この作業は土埃が出て大変だが、
綺麗に磨いておくことで、後の仕上がりが断然ちがって来るので、
ここは丁寧に作業をする。

この後は、ニスを塗る。
私は透明ニスと、艶消しニスを同量混ぜ、うすめ液で薄めて使用する。
ニスが乾くまで時間が掛るので、ニスが溜まったり垂れたりしないよう、
途中で置き方を変えて乾かす。

乾いたら、木彫オイルを布に取って塗る。

私は、ニスのテカテカした照りは好きでないので、
いつもこの方法で着色している。


木彫の持ち手の出来上がり



この後、庵治んこ染の柿渋バックの制作に掛った。
この続きは次回、紹介します。





 

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