柿渋染め
午前中に3回目を染めた。
昨日2回目を染め、お天気にも恵まれ、
しっかりと日光に当てた筈なのに、
あまり濃く染まらなかった。
今日は、新しい液を追加して染めてみた。
ひょっとしたら、帆布の糸にポリエアが混ざっているのかも?…
新しい液に浸し、揉み込み、また浸し…を繰り返し、
30分程して、ベランダに干した。
…が、今日は、ほぼ曇り☁️
柿渋染めは、
柿渋液の中のタンニンが日に当たって、
色を発色させる。
お日様任せの、のんびりした染めだ。
まだ、3回は染め重ねたいのだが、
こんな曇りでは、思うようにはいか無い
午後から、又、なるおホールの木曜講座を聴講してきた。
今回は2回目なので、
恐る恐る様子を伺いながら入ることもなく、
早目に行って席を確保できた。
今日の講座は、
創立100周年 ディズニー.アニメと日本
講義は、
プロジェクタを使いながら、
初期のアニメの映像も
見せてもらいながら、進んだ。
平面だったアニメが、
マルチプレイカメラが開発されると、
前面のキャラクターや、背景など、
複数の平面を重ね、
遠近感を出せるように進化する過程も
知れて、勉強になった。
1937年、初のカラー長編アニメ「白雪姫」が発表されるが、
戦時下の為、日本では上演されることがなかった。
日本で上演されたのは、1950年。
この白雪姫は、日本の有名な漫画家や、
手塚治虫先生をはじめ、数多くのアニメーターや、
映像やデザインに係るクリエーターに、
大きな衝撃と感動を与えたそうだ。
今、日本のアニメが世界で認められ、愛されているのは、
この白雪姫に原点があり、
日本のアニメは、ここからはじまった…と言えそうだ。
この時の白雪姫の映像を少し見せてもらったが、
滑らかな動きと、暖かな色調と、
可愛らしい白雪姫のフォルム…は、
90数年前に作られた映像とは思えない。
私は、今の過激なアニメより、
この頃のほっこりしたアニメが好きだ。
100年のディズニーアニメのあゆみ、
小さい頃テレビで見たアニメ、
子供と一緒に見たアニメ、
思い出すと、あの頃の数々の思い出とともに共存していて、
非常に懐かしく思えた。