あきまさブログ

日々平安なれ

自分が出来るボランティアを

2011-04-09 | 日記
今日、家人のところにアラ還さんからメールが届きました。
ご主人が石巻にボランティアに赴かれることを書きましたが、その帰還報告です。

『石巻は一言で言うなら「地獄に行ったよう」だったそうです。
川には何台もの車が無惨な姿で浮かび、
道路はヘドロ状のうえに瓦礫が散乱。テレビで見るよりも酷い様子だったそうです。
主人は川からの津波(川にも津波が何キロも逆流したそうです)で半壊した民家の瓦礫や家具や畳の撤去作業を手伝わせて頂いてきましたが、やはりお年寄りが多く、微力なお手伝いにも関わらず、たくさんの感謝の言葉をいただいたそうです。

にもまして喜んでいただけたのが、作業の合間に話を聞くこと。
地震時の恐ろしい体験や今の不安な気持ちを、見知らぬ人間に気軽に話すことで、少し気持ちが軽くなるってこともあるのですね。

自宅に戻って数日は疲れが抜けずにいたようですが、最近はまた中野の会社まで、ウォーキングで通勤し始めました。帰りは電車ですが。

無駄な買い物を控えることや、節電。
無意味なウワサに踊らされない、これも私たちにできるボランティアかなと、いまは思っています。』

傾聴ボランティアをしている方のことを思い出しました。
しかし、私は自分で出来るボランティアをし続けなければ、と思います。

高橋義夫「唐船番」読了。
この人の作品はシリーズモノが多く、これはご隠居忍法のもの。
相変わらず東北の町を訪れて悪人を片付けることを書いている。
勧善懲悪は分かりやすくて肩がこらないで読めるから結構。

カタクリの里の花。
黄花節分草。


大岩うちわ。


菊咲きいちげ(カタクリの横の白い花)。


黄花カタクリ。