今日は晴れのち雨。
晴れのうちに隣町ウィンズへお出掛け。
暑い中なれど自転車で。
昼ごはんは地下で寿司を買って持ち込みです。
サクサクと買って帰宅。
忘れていました、碁聖戦の第二局がありました。
日曜日に公式対局があるなんて、井山さんの多忙によるものでしょうか。
先崎学「棋士が数学者になる時」読了。
将棋棋士八段の先崎さん。
エッセイストとして週刊誌にも連載を続けている筆達者な方。
非常に読み易くて大好きな方の一人。
この本は『将棋世界』に『千駄ヶ谷道場』と銘打って毎月連載していたもの。
今はしていないかな。
渡辺さんが竜王位を取られてから『将棋世界』も手に取らなくなって、それを知らない。
私は将棋を知らないから棋譜を用いてのところは読まないが、それでも楽しく読める文章だ。
二、三取り上げてみる。
『角を打たれ行方は天を仰いだ。負けたと本能で分かっただろう。悲しい眼になった。そこに秒読みがかぶさり手が泳いだ。私はそっと部屋を出た。こうした勝負は手が泳いだら負けである。』
『詰みというものは将棋において神聖なものがある。人智ではそのことを感じることもできない将棋という大海において唯一数学的な部分を完全に理解できるものだからだ。中略
詰みの局面を前にしたときだけ棋士は数学者になれるのである。』
『藤井は行方を気遣うようにいつもに増してぼそぼそと駒を進める。人が離れて行く。ガランとした部屋で感想戦はいつまでも続く。まるで感想戦を続けているうちは負けではないと言うがごとくに。』
『私は片上と千葉と三人で夕食を二人前食って野戦に備えた。ハンバーグ定食とパスタの大盛り。大食漢の千葉より多い量を食ってやり気分がいい。ふふふ、勝ったな。こういうのは棋士の職業的悪習である。』
いちいち納得できるエピソードだ。
棋士の心理面を鋭くとらえている。
先崎さんは囲碁棋士を奥さんにしている。
余計に好きになる。
碁聖戦は井山さんの勝ち。
途中で大きな詰碁になった。
となると井山さんかな?
河野さんも強いけれど、さすが井山さん、仕留めました。
これで一勝一敗。
夕方、豪雨と雷。
雷はうちの真上で鳴っているかと思う大きさ。
雨は吹き降り。
新幹線も私鉄も止まりました。
そんな中、Aさんはウォーキングしていた最中だったそうです。
やむを得ず雨宿り。
穴子の天ぷらと熱燗、なんて素晴らしい雨宿り。
うらやましく思うのは、酒が飲めても飲めなくても、その雰囲気なんです。
今日の写真は道々のへくそかずら。
すごい名前。
晴れのうちに隣町ウィンズへお出掛け。
暑い中なれど自転車で。
昼ごはんは地下で寿司を買って持ち込みです。
サクサクと買って帰宅。
忘れていました、碁聖戦の第二局がありました。
日曜日に公式対局があるなんて、井山さんの多忙によるものでしょうか。
先崎学「棋士が数学者になる時」読了。
将棋棋士八段の先崎さん。
エッセイストとして週刊誌にも連載を続けている筆達者な方。
非常に読み易くて大好きな方の一人。
この本は『将棋世界』に『千駄ヶ谷道場』と銘打って毎月連載していたもの。
今はしていないかな。
渡辺さんが竜王位を取られてから『将棋世界』も手に取らなくなって、それを知らない。
私は将棋を知らないから棋譜を用いてのところは読まないが、それでも楽しく読める文章だ。
二、三取り上げてみる。
『角を打たれ行方は天を仰いだ。負けたと本能で分かっただろう。悲しい眼になった。そこに秒読みがかぶさり手が泳いだ。私はそっと部屋を出た。こうした勝負は手が泳いだら負けである。』
『詰みというものは将棋において神聖なものがある。人智ではそのことを感じることもできない将棋という大海において唯一数学的な部分を完全に理解できるものだからだ。中略
詰みの局面を前にしたときだけ棋士は数学者になれるのである。』
『藤井は行方を気遣うようにいつもに増してぼそぼそと駒を進める。人が離れて行く。ガランとした部屋で感想戦はいつまでも続く。まるで感想戦を続けているうちは負けではないと言うがごとくに。』
『私は片上と千葉と三人で夕食を二人前食って野戦に備えた。ハンバーグ定食とパスタの大盛り。大食漢の千葉より多い量を食ってやり気分がいい。ふふふ、勝ったな。こういうのは棋士の職業的悪習である。』
いちいち納得できるエピソードだ。
棋士の心理面を鋭くとらえている。
先崎さんは囲碁棋士を奥さんにしている。
余計に好きになる。
碁聖戦は井山さんの勝ち。
途中で大きな詰碁になった。
となると井山さんかな?
河野さんも強いけれど、さすが井山さん、仕留めました。
これで一勝一敗。
夕方、豪雨と雷。
雷はうちの真上で鳴っているかと思う大きさ。
雨は吹き降り。
新幹線も私鉄も止まりました。
そんな中、Aさんはウォーキングしていた最中だったそうです。
やむを得ず雨宿り。
穴子の天ぷらと熱燗、なんて素晴らしい雨宿り。
うらやましく思うのは、酒が飲めても飲めなくても、その雰囲気なんです。
今日の写真は道々のへくそかずら。
すごい名前。
午後。大雨と落雷の中DVD「藤山寛美・親ばか子ばか」を見ていました。懐かしい松竹新喜劇。やはり吉本とはレベルが違う。客から「天外!」と掛け声が。渋谷天外が麻痺した足を引きずりながら熱演。
碁聖戦ですがプロの対戦にしては珍しい幕切れ、井山さんは強い…昼のNHK杯は女流名人の謝さんが新垣さんを一蹴、これまた強い。
今晩はほぼ結果の見えた全英をチョット観て疲れたのでお休みします。