
すっかり紅葉した庭のケヤキの枯葉が舞い落ちる。
足元に敷き詰められた紅葉の絨毯は、見た目には美しい。
だが、そのままにしておくと、滑ったりして結構アブナイ。
さらに、隣家の庭にも山のように積ってしまう。
そこで、毎日せっせと掃きよせて集めるのが日課となる。
そこで活躍するのがブロワーという機械。
枯葉を吸い込んで細かく刻んで袋に溜めるもの。
以前使っていたのものは、吸引力は強かったが、
小石まで吸いこんでしまう上に、音が大きくて難儀していた。
今回のものは、力が二段階に調節出来て良い。
弱にすれば小石はほとんど吸い込まず使い良い。
音もあんがい静かで、何よりスマートだ。
さっそくお隣のお庭から作業開始。
そして、前の歩道から家の庭へと順調に進む。
ほんの一時間ほどで、ゴミ袋5ケ程が集まった。
今日はこのくらいで許してやるか・・・、
強気なセリフで作業を終えたが、じつはそろそろ腰が心配に。
この先も、しばらく続く作業だし無理は禁物だ。
そう言っている間にも、次々に落ち葉が舞ってくる。
見上げる枝には、たくさんの色づいた紅葉たちが、
日差しを受けて美しく輝いている。
明日の朝には、また紅葉の絨毯が出来ているだろう。

疲れた身体を癒してくれるのが小さな灯り。
ぼんやりと眺めながらの軽い一杯は何よりのご褒美。
ささやかな我が家の秋の風物詩だ。