毎回、中国の大都会や地方を訪問して感じることは「水」だ。
チベット境界を車で走りながら、途中のガソリンスタンドでは
当然というえば当然だが、車はガソリンやジーゼルオイルを
補いながら補給しながら車を走らせる。
石油資源の減少からか、当然ながら中国での燃油の金額は、ほぼ
日本の水準と一緒だ。リッター140円前後もする~ところによっては
160円も・・・。 実に高いと言わざるを得ない。
このままいくと、200円の水準に到達する時代がやってくるのかも
しれない。 さすがに今は、米国での豊富なシエールガスなどの
発掘もあり、世界的にはかつてのようなパニックは起きてない。
しかし、中国奥地を回って感じたことは石油以上に大切なのが
水そのものだ。
生きるためには水は不可欠だ。この水資源が上流でもある中国
奥地でも枯れ気味だ。
今現在は、暴風雨などの影響で、下流の河川は大氾濫している
が、 上流地区では水そのものも不足しているし、この貴重な
上流の川の水も徐々に汚染されている。
きれいすぎる上流の水も、 生活が豊かになったためか、そして
排水施設も徐々に完備しつつある中で、各家庭からの排水も
見ていてひどすぎると感じる時もある。
清流に汚水、 山からの水には洗濯や生活廃液も混濁!
そのわずかな水が下流に行くに従い大量の大河となり
様々な目的に使用されている。
なかでも飲料用の水こそが今後の大きな課題となっている。
たかが一筋の山からの水が、下流に行くに従い徐々に汚染へと。
あと100年、
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