以上の写真は先月訪問した、河北省の経済開発特区の
地域情報の一端だ。
北京からもバスが出ている。約3時間半の距離のところ
に位置する晋経済特区だ。 現在のところ直通列車は
走っていないので、 嘗ての省都 保定市まで行って、
その後、バスにて乗り換えにて 新「雄安」開発区へと
行くわけだが、とにかく不便な未開発の地区だ。
青写真こそ発表はされているものの、まだまだ具体的な
工程表が示されていないため、各業界ともその先が読めて
ないのが実情だ。
これからの予想される課題としては多々あるが、
1 この周辺の地域には人口そのものが少なく、生活感
溢れた理想の郷にはとてもなりにくい。(内モンゴル
のオルドスと同じような様相になるとも考えられること)
2 北京からはリニア構想で10分~20分でいけるという
交通の便の良さをアピールはしているが、周辺人口が
少ないために利用価値を感じないという懸念もある。
3 果たして、習近平政権の「あと5年」以内に果たして
環境が整うのかどうか懐疑的である。
そんな様々な不安を抱えながらのスタートとなる新「雄安
特区」のこれからが注目される。
以下、先日の視察をまとめたものをR.CHINAに記した
ので参考にされたい。
(参考)
河北省内に新設の経済特区・新区の 安新県と 雄県を訪ねた時の
コラムだ(Record China,レコードチャイナより)。
(*国内最大の中国情報サイトのひとつ:Record chinaへの記事より)
http://www.recordchina.co.jp/b181379-s133-c20.html
<コラム>中国の新経済特区~河北省話題の新区・・・・
に行ってみた~ 今後、何かと比較される北京新副都心と・・。
=まだまだ田舎の風景、これからの課題は?=
強烈な西日を受けながら、更にバスはすすむ・・