すっかり変わった最近の訪日客の行動パターン
と激変した従来の趣向からの脱皮とそのイメー
ジ!であった。
ここ1年、2年のスマホの影響で買い物も行動パ
ターンも素早く、細かく、ち密になり、時間も
お金も厳しく管理するようにもなった。
結果として「一方的な爆買い」はすっかり消えた
と言ってよい。 何しろ評判の悪かった高額製品
も今ではその2割程度で購入できるようになった
ものもある。 これも明らかにネットの力による
ものだ。総ての情報が中国内で、そして到着後の
日本においても ホトンですべての製品、商品の
価格は一瞬にして価格の比較ができる。
更には欲しいものがどこで、どの売り場で、いくら
で購入するかをスマホ一つですべてを解決してしま
う。 つまり、従来の爆買い価格は通用しなくなっ
てしまった。
加えて あさから深夜まで行動パターンもすっかり
変わってしまった。これらの現象も多様化した行動
の一つひとつが気軽に閲覧できるようになったから
でもあろう。
ひとつ15万円もする炊飯器を、なぜ訪日客は争って
購入したのだろうか。これも情報の一方通行がもた
らした結果であろう。今ではネットで商品情報も一瞬
にして公示される。 まさにガイド、案内人も不要な
時代ともなってしまった。
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それにしても目まぐるしく変化する訪日インバウン
ド。今月には閉店する有名店もあれば、小さな店舗で
益々息長く営業を続けている店もある。
何が繁栄するか・・というよりは、1年前からの変化と
先を詠む千里眼を利かせ その先とはるか先も読み解く
ことこそが成功の秘訣だ。
今年3500万人を越えが確実である訪日客であるが、一度
相手国の方針が急変すれば2500万に戻るかもしれない不
確実なインバウンド市場だが、確かなことは、3か月単位
でのモノの見方を変えることが肝要だ。
特に、最大の固定費部分は常に変動制へと移行できるよう
な態勢を考えておくことが重要だ。
(中国にて)
そして、これは自然の道理ではあるが
やはり、余暇や旅の目的とその効果は、なによりも一方
通行では何事もうまくいかないということも痛感した。
アウトとイン、訪日と海外渡航は旅する人にとっては
一体であることが最も「基本」となる。これも観光立国
の基本中の基本でもある。
同時に双方の情報が得られることは、比較もしながら
双方のメリット、デメリットが明らかにもなり、却って
より総合的にこれからの旅の趣が更に増してくる。
従来は一方通行のみであった旅の演出も、今回のような
双方向、あるいは十字架のような、或いはスクランブル
的な行き来となると交流の輪はますます広がってくる。
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