金融機関の破たんは、何もこの街だけではなく、全国の
「ニュータウン」を開発している地区では、少なくとも
この「現象」が見られる。その数は「減少」するどころか、
かたちを変えて年々、増加し、いわば実質的に倒産に追い込
まれている。
ただし、その実態(具体的なデータ)が当局からもオブラートに
包まれたような発表の仕方をするものだから、関係者が皆、憶測
で批評したり解説を加えているので、正直言って、どの数字が正し
いのか、つかみきれない。
ただ、現実は、 ビルの外観、ビル内の部屋の様子を見ても、年々、
ひどくなっているのが実態だ。
この地区の中心地区ともいえる東勝地区と カンバシ地区では、少
なくともこのような類似した現象が見られ、 そのビル内の空き
部屋の実態は外から見てもよくわかる。
北京や河北省の大都会と異なり、写真のとおり澄みきった青空の
景色とは明らかに異なり、地域を管理する行政の苦悩が読み取れる。
まだまだこの傾向は続きそうだ。
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中国の巨大な街 内蒙古オルドスの青空と・・・
今年、2回目となる、この内蒙古の有名な街。 オルドスの変化は早い。
既に2-11年に初めて訪れた時には、ただただ驚きの連続であったが、
今回も益々驚き、変化の早さに目を丸くしたところも多々ある。
2010年ころから、急速に広まった、このゴーストタウン現象の露出は
瞬く間にメディアを介して、メディア、メディア、媒体等を通し、そして
中国内では急速な広がりを見せるSNSを通して、国内でも広まった。
このためか、大学内は勿論ビジネスの世界でもゴーストタウンの解説が
はじまった。そんな影響もあってか、私も含め、その中国内で広がる
劣化の社会現象が気になり、以来、5年続けてこの町を訪れることとなった。
2011年以来、7回目の視察であった。
当初はビルの建設ラッシュに目を丸くしたが、その後毎年のように、ビルの
建設が止まりそのまま放置される事態が続いていた。
しかし、どうみても「放置」される巨大なモノははた目から見ても決して
見過ごすわけにはいかないのが地元行政だ。、この現象が このままでは
全世界に拡散してしまう。
とは言っても、 既に2010年前から、この状況は克明にメディアを通じ
全世界に広がっていた。 特に、 不動産の動向に関心の深い香港の同業界
では様々な形で報道されていた。
それにしてもである・・・・ 北京やその周辺の華北省の空とは異なり、この
オルドス市の空は青い。 雲一つない藍色そのものである。
実質的に廃墟となった「街」を、子の青空に結び付けて何か街の名誉のためにも
できないだろうか・・・。
そんなことを想いながら、 この街の中心地、康巴什カンバシ地区を歩き始めた。
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