今日は午後からみぞれ混じりの雪が降る予報だったが残念ながら見ることが
できなかった。別に雪に固執してる訳ではないのだが、北海道育ちの私としては
一年に一度は雪が降る光景を見たいと思うのだ。
午前中は月に2回ある30分の訪問看護の面談だけは緊急事態中でも行われ、その日
によって来られる方が違い、今日は前回と同じ優しい女性の方で、検温・SPO2・血圧等
を測定後は、確定申告の情報交換だった(笑)
コロナウイルス感染症に起因する格差社会の拡大が最近クローズアップ
されてるようで、単純に考えると一部の業種での売り上げの減少により
倒産や失業の問題が、経済格差や所得格差に最も大きな問題となってるようだ。
もっとも、資本主義を謳う以上、競争原理が働き、その経済や所得に差が
生まれるのは必然だが、その差の大きさが問題で格差と呼ぶほどになってると
云うことらしい。
格差社会とは「所得・資産面での富裕層と貧困層の両極化と、世代を超えた階層
の固定化が進んだ社会」と言われている。
私は両極化と階層の固定化が格差社会の決定的な問題のように思う。
つまり世代を超えた階層が流動化しにくい状態が構造的に出来上がることが問題とも言える。
政府も雇用調整助成金や休業支援金等の施策を取ってますが、構造的な仕組みの転換を
行なわなければ是正には繋がらないと思う。
そこで政府も「働き方改革」で所得格差の是正のため、環境の整備や就労機会と選択肢を
増やすことを目指している。
「同一賃金同一労働」もその一環だろう。
非正規雇用が増加してる中、あらゆる待遇において、不合理な待遇差を設けることを
禁止している。
また、海外の一部の国では,政府が国民すべてに、生活に必要な最低限の金額を無条件
に支給する制度、つまりベーシックインカムを導入してるところもあるようだ。
これは所得格差の是正には繋がらないと思うが、教育や健康などの格差を縮める
ことには繋がるようだ。
いずれにしても、ある程度、社会保障制度が充実している日本に於いて格差拡大が
深刻化してきてることは事実のように思う。