ロシアのウクライナ侵攻の背景(1)
ロシアはなぜウクライナの侵攻に至ったのか?
ちょっと調べてみました。
そのキーワードは2つあるようです。
そのキーワードは2つあるようです。
1「同じルーツを持つ国」
2「NATOの東方拡大」
今回は1「同じルーツを持つ国」についての勉強です。
2「NATOの東方拡大」
今回は1「同じルーツを持つ国」についての勉強です。
1 「同じルーツを持つ国」とは、30年前のソビエト崩壊まではロシアもウクライナもソビエトという国を構成する15の共和国の1つでした。
ソビエト崩壊後15の構成国は、それぞれ独立して新たな国家としての歩みを始めた。
ソビエト崩壊から30年たっても、ロシアは同じ国だったという意識があり、とりわけウクライナへの意識は、特別なものがあると言われている。
8世紀末から13世紀にかけて、今のウクライナやロシアなどにまたがる地域に「キエフ公国=キエフ・ルーシ」と呼ばれる国家があった。
8世紀末から13世紀にかけて、今のウクライナやロシアなどにまたがる地域に「キエフ公国=キエフ・ルーシ」と呼ばれる国家があった。
その中心的な都市だったのが、今のウクライナの首都キエフです。
こうした歴史から、同じソビエトを構成した国のなかでも、ロシアはウクライナに対して特に“同じルーツを持つ国”という意識を強く持っていている。
こうした歴史から、同じソビエトを構成した国のなかでも、ロシアはウクライナに対して特に“同じルーツを持つ国”という意識を強く持っていている。
プーチン大統領もウクライナを“兄弟国家”と呼び、「強い執着」を持っている。
一方、ウクライナはそうした“兄弟意識”はなくなってソビエトが崩壊してこの30年間で、当初はあいまいだったウクライナ国民という意識が一部を除いた全国民に浸透している。
ただ、ウクライナ側にも少し複雑な事情を抱えている。
ロシアと隣接するウクライナ東部はロシア語を話す住民が多く暮らしていて、ロシアとは歴史的なつながりが深い地域です。
一方で、ウクライナ西部は、かつてオーストリア・ハンガリーに帰属し、宗教もカトリックの影響が残っていて、ロシアからの独立志向が強い地域です。
つまり同じ国でも東西はまるで分断されている状況となっている。
そして、2014年にウクライナは欧米寄りの政権を誕生すると、プーチン大統領はロシア系の住民が多く、戦略的な要衝でもあったウクライナ南部のクリミアにひそかに軍の特殊部隊などを派遣し、軍事力も利用して一方的に併合してしまった。
そして今回ロシアはウクライナ東部の併合を目的に軍事侵攻に至った。
今回はここまで、もう一つのキーワードの「NATOの東方拡大」は明日の勉強とします。
ただ、ウクライナ側にも少し複雑な事情を抱えている。
ロシアと隣接するウクライナ東部はロシア語を話す住民が多く暮らしていて、ロシアとは歴史的なつながりが深い地域です。
一方で、ウクライナ西部は、かつてオーストリア・ハンガリーに帰属し、宗教もカトリックの影響が残っていて、ロシアからの独立志向が強い地域です。
つまり同じ国でも東西はまるで分断されている状況となっている。
そして、2014年にウクライナは欧米寄りの政権を誕生すると、プーチン大統領はロシア系の住民が多く、戦略的な要衝でもあったウクライナ南部のクリミアにひそかに軍の特殊部隊などを派遣し、軍事力も利用して一方的に併合してしまった。
そして今回ロシアはウクライナ東部の併合を目的に軍事侵攻に至った。
今回はここまで、もう一つのキーワードの「NATOの東方拡大」は明日の勉強とします。