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日本橋+川崎東海道53次
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秋竜山マンガ館



<ナンセンスマンガ・その158>

 題: 「夜空の強風」 
          秋竜山・秋竜山漫画企画会議     


<ひとコト>
 
 
冬の夜、小便をふるえながらすませて、
家の中を駆け足で蒲団の中へゴールする。

誰をうらむものではなく、誰のせいでもない。
自分のせいだ。
正しくは小便のせいだ。

ボーコーが朝まで何とかもたせてくれないせいである。
もちろん政治のせいでもない。

政治への不信感はこういうところへも影をおとす。
つんのめるような駆け足の足をとめた。

雨戸をあけた。夜空をみあげた。
自分にもわからない。
いったいどーして夜空などをみあげたのか。

おそらく見たかったからだろう。
その、見たかったことを深く追求したところで
なんになるか。

たかが自分のことだ。
昼の明るい時、空など見たこともないくせに、
夜の暗い空をなんでながめたりするのか。
夜風がつめたい。

そして、暗い夜空にも風がふいていた。
そして、私はみた。
それが、このマンガだ。

(秋竜山)



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