ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

盛夏をのり切るために

2017年08月02日 |  ├ 初春〜春〜夏



暑中お見舞い申し上げます
みなさま、暑さ厳しい中いかがお過ごしでしょうか

今回は、一年で一番暑いこの時期を、少しでも心地良く過ごして頂くためのオススメの方法をご紹介します。


暑い日が続くと、熱が身体の中にこもったように感じて、スッキリしない毎日をお過ごしの方もおられると思います。
これは、暑さのために、循環系の臓器自体が、スムーズに働きにくくなることで、起こる場合が多いです。

身体の熱処理がうまくいかなくて、熱がこもりやすくなる部位の一つとして、頭部があげられます。
そしてまた、頭部は冷えていることが、最も良いとされる部位でもあります。


『頭寒足熱』と言われているように、頭は冷えて足元が暖かい状態が、身体にとっての理想的な状態です。
この状態が崩れると、不調を感じることが多くなります



熱がこもりやすい頭部

現代の生活は、頭を使うことが多く、自ずと気は頭部に集まり、熱を持ちやすくなります。
そして、頭部は頭蓋骨に覆われているので、熱は出ていき難くく、こもりやすい部位と言えます。

これに夏の暑さが加わり、身体全体の熱処理が上手くいかないと、頭部の熱は余計に出ていき難い状態となります

その状態が高じてくると、めまい、ふらつき、頭痛、のぼせなどの症状を引き起こしていきます。
夏には、冷房などで、手足は冷えていても、頭に気が上がっている冷えのぼせ状態の方も多いようです。



頭部を冷やす

熱がこもって暑いときには冷やすのが一番のオススメです。
冷やした後は、頭部だけではなく、全身がスッキリとして気持ちがいいと思います

氷を入れた氷嚢などで冷やす。
*冷やす場所 〜 首の付け根から後頭部にかけて・おでこ
*冷やして気持ちが良い間、冷やすのがお勧め。


で冷やす理由
人間の身体は、その約60%が水分でできています。
その人間の身体は、とても精妙にできているので、身体の自然な変化に呼応してくれる氷がお勧めです

アイスノンなどの人工のものは、温度変化が自然界のものではないので、冷やし過ぎてしまったり、
あるいは、かえって身体のバランスを乱すことにもなります。



頭の活点をおさえる〜整体的な対処法

活点とは、整体において、身体を調整する時にポイントとされる点(所)です。
その中の一つに、脳活点と呼ばれる、頭部の調整をする時のポイントとされる点(所)があります。

【脳活点の位置】頸椎2番から、左右に指三本分外側の二点
 (頸椎2番:頭を後ろに倒した時の頭と首の境目あたり)

整体では、頭に上がった気を下ろす時、次のように脳活点を軽く押したりします。

・楽な態勢で、二つの脳活点を、両手の親指でそれぞれ軽く押さえる。
・親指が当っているあたりの、気持ち良さを感じる。


気持ち良さを感じる時には、ほわぁ〜っと緩んだような心地良さを感じようとすることが大切です。

これは、私が通っている気功教室でよく行っているものです。
活点という、聞き慣れない言葉に難しさを感じる方もあるかもしれませんが、暑さで頭がボーとした時などに
「ここを抑えると気の状態が整うんだなぁ~と軽い気持ちで試して頂けたらと思います。





この時期、昼も夜も高い気温が続き、しんどく感じられている方も多いと思います。
こんな時でも、身体は、生命維持のために消化吸収のために生活のために働いてくれています

皆さんのしんどさが減り、心地良さが増したら、身体は働きやすくなったということです
盛夏の中で、今回紹介した方法を活用して頂き、少しでも心&身体に感じる心地良さを増して頂けたらと思います









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身体も春へ動きだす時・追2

2017年02月25日 |  ├ 初春〜春〜夏

2月に入って、二回続けて、身体を細かくゆすることをお勧めしてきました。
今回は、教室でのゆする取り組みを紹介します。


私の教室でも、全身を細かくゆする動きをよく行います。
とても単純な動きのようですが、普段の生活の中では大きな動きが中心なので、ぎこちない動きをされる方もおられます。
そういう場合は、次のようなイメージで動いて頂きます。


フニャフニャをイメージして脱力する。

自分がまるで、海の中のワカメやクラゲになったような気分で、フニャフニャに動く。
特にワカメはイメージしやすいようで、教室の皆さんはとても上手に脱力されて、心地良さを感じてもらえます。

動かす部分の中身がバラバラに動き出すイメージで行う。

例えば、手ならば、小さな骨から関節まで、そして小さな細胞までが、バラバラと振動するイメージでゆすります。
手がすっきりしたような、動かしやすくなった感じがすると思います。

例えば、おなかならば、内臓をゆらしていくようなイメージを持ちます。
内臓周囲のリンパや血液の流れが促進しますから、内臓あたりがぽわぁ〜っと温かくなるのを感じる方も多いです。



ゆらしていくと、今まで気づかなかった、コリ(硬さ)や滞りに気づくようになります。
その場合は、焦らずに、ゆらすこと&細かくゆすることを、出来る範囲内で続けてください。
すると、身体の自然な変化の中で解消されて、次第に柔らかく振動しやすくなっていくと思います。


イメージすると、身体はそのように動こうとしてくれます
これも、身体の素晴らしい力の一つだと、私は感じています。

細かくゆすって起こる振動は、波のように身体の隅々まで伝わっていきます。
その振動は身体の持つ元気を目覚めさせ働きやすくしてくれる振動だと思って、
楽しみながらゆすって頂けたらと思います









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身体が持つ力〜順応力

2017年02月16日 |  ├ 初春〜春〜夏


2月も半ばとなりました。
寒暖差の大きい、三寒四温を繰り返しながら、季節は春へと向かっています。
そんな中で、体調が優れない方や、慢性的な持病の症状がひどくなっている方も多いようです。

今回は、身体の力を信頼しましょうというお勧めです。

これらの症状が、暖かさが安定するにしたがって、治ってくるのならば、
それは身体が気候の変化に順応しようと働いているからこその症状だと言えます



私が見聞きしたり経験した、この季節に現れやすい体調不良の症状は、次のようなものです。

・熱が出る。
・風邪をひく。
・身体が硬くなったり、動かしにくくなったりする。
・持病の症状が悪化する。
・血圧が不安定になる。
・気力がわかず、寝て過ごしたい気持ちになる。

これらの症状は確かに不快だったり辛かったりするかもしれません……
そんな時にはぜひ、これまで生きてきた年月のことを思い出してください

季節の変わり目には、体調が優れなかったり、持病が悪化しがちだったりしませんでしたか〜
でも、気候が安定するにしたがって、身体も心地よく調子よくなっていったはずです
熱だって下がります風邪だって治ります


気功では、風邪をひくことを、身体が変わるチャンスととらえます。
それは、身体には元々、自分を良い状態に調整する力が備わっていると認識されていて、
風邪はそのための一つの症状と考えるからです。




身体が持つ力、身体自身の営み、本当に豊かで素晴らしいものだと思われませんか〜

今のように気候が変動する時期には、体調が優れずに、受診される方も多いと思います。
それも安心に繋がりますね〜
少し身体を動かせるようでしたら、出来る範囲内でゆすったりして緩めることもお勧めです

そしてぜひ、身体の中で働き続けてくれている素晴らしい力を思い浮かべて、安心して頂けたらと思います。
大らかな気持ち、穏やかな気持ち、明るい気持ちが、あなたの身体の力を応援します










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身体も春へ動きだす時・追1

2017年02月09日 |  ├ 初春〜春〜夏


前回、身体を細かくゆすることをお勧めしましたが、慣れない方も多いと思いますので、
今回は、もう少し細かくお伝えしたと思います


細かくゆする感覚を知り、そして効果を感じて頂くために、脚全体を片足ずつゆすり&感じるお勧めです。
外側の表皮に近い部分も、骨の周囲の奥の方までも、振動させるような気持ちでゆらしてください。


お試しください〜片脚ずつゆする

・立って、片手を壁や棚等につけて支えにし、反対側の足を少し浮かせます。
・浮かせた足を、ブラブラしたり振動させたりして、ゆすっていきましょう。
片脚全体から、脚の付け根→太もも→足首〜足指と、各部分をゆすり、最後に再び全体をゆすります。
・ゆすっている足を上げているのが辛くなったら、途中で、足を床に降ろしながら行ってください。

ゆすった片脚と、ゆすっていな片脚と、感じ比べてください

ゆすった片脚は、全体が軽くなったような、何かが動き出しているような、そんな感じがしませんか?
何だか心地よかったり、何だかむずがゆいような感じがする方もおられると思います。

これらが、身体が緩み、様々な流れが促進されたサインです



私は気功を行うようになって、身体をゆすることの、気持ち良さや効果に気づきました。

力が入っていると、身体を細かくゆすることはできません。
身体を細かくゆすることに慣れていくと、身体の細部まで脱力することがが可能となります

力が抜けて緩むと、それだけ身体が持っている力が自由に動けるようになります

だからこそ私は〜
多くの方に、身体を細かくゆらすことの気持ち良さを感じて頂き、そして生活に取り入れて頂きたいと思っています。









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身体も春へ動きだす時

2017年02月01日 |  ├ 初春〜春〜夏



今年は雪も多く寒い冬になっていますが、暦のうえではもうすぐ春です。
まだまだ寒いこの時期ですが、身体自身がそれを知っていてそろそろ春へと動き始めています

今回は、そんな身体の自然な力が、働きやすくなるよう、身体をゆすって緩めましょうというお勧めです。


私たちの身体は、春 の自然のリズムの中で変化しています。
いっぱい着込んでも暖房が欲しくなる冬から、暖房も切り長袖一枚で過ごせる日が増えていく春へ、
ゆらぎながら適応していく身体の力は、本当に素晴らしいものです。

そして、一年を通して、身体が最も大きく変わるのは、冬から春にかけてのこの時期になります。
自然界でいうと、雪が溶けて春になると景色が一変するようなイメージでしょうか。

今の時期、体感的にはまだまだ、寒くて動くのがおっくうだったりします。
でも身体が最も変化する時期です
そんな身体の素晴らしい力が働きやすくなるよう、身体をゆるめていきましょう。



今回は、身体全体を感じながら動くことで、身体がゆるむ簡単な動きを紹介します。


全身をゆする

楽に立って、力を抜くようにして全身をゆすります。
そして次第に、細かくゆすっていきます。
ちょうど袋に入った中身をシャッフルするような感じです。

暫くゆすったら、つま先は地面から離さず踵を軽く浮かしたり、上半身を前後左右に傾けたりしていきます。
すると、もっと動かしたいところが感じられてくると思います。
続けて2分~3分ほど動かしてみてください。
身体全体が、柔らかくほぐれて、温まった感じがするのではないでしょうか
もっと動かしたいところがあれば、今度はそのあたりを中心に動かしていきます。

寒さで身体が固まっている時には、まず身体全体を感じながら動いてみてください。
滞ったり凝ったりしている部分が分かりやすいと思います。



身体は本来、変化する気候や環境の中で、良い状態で過ごせるよう自分を調整していきます。
ゆるむと、血液•リンパ液・気の流れが促され、神経も目覚め隅々まで信号を送ることができるようになります。
これが、身体が力を自由に発揮できる環境といえます。


四季は毎年巡っていきます。
一年を通して心身ともにゆるみリラックスしていることを心がけながら、特に身体が変化しやすいこの時期には、
寒くても冷たくても身体をゆすって緩めることを、春を待つ習慣としてみられませんか〜

寒い冬でも温かい身体へと変化したり、春によくある花粉症やアレルギー等の不快な症状も和らいでいくはずです









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