ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

関節が痛い時 〜草津教室(8月)より

2019年09月06日 | *手腕メンテナンス

今回は、8月の草津教室の“個別サポート”で行なった、肘が痛い方へのサポートを紹介させて頂きます

肘だけではなく、膝や腕などの関節が痛い経験をされてきた方は、多いのではないかと思います。
それは、関節というのは、身体の動きや働きに対する役割が大きいからです。

皆さんは、関節が痛いと、痛みを和らげようとして、その関節へのメンテナンスばかりを考えらませんか
でも、関節が痛い時でも、関節自体には故障はなく、他の部位の不具合の影響を受けている場合もあるのです。

それは、関節の動きは・・・
“神経”“靭帯”“腱”“筋肉”などによって可能となっていて、それらは、他の部位との繋がりが強いからです


そこで、今回、肘が痛いと言われていた方には、肘に近い部分を、“ゆるめる”ことをオススメしました



“右肘が痛い” Aさんへのサポート

Aさんは、最近、右手をよく使う作業をされているということでした。
そこで、右手を触らせて頂くと、手の平も、も、手首から肘につながる前腕の部分も硬くなっていました。
そのことに、Aさん自身も「初めて気づいた」と、驚いておられました

すぐに考えられるのは・・・
右手の過度な作業によって、右手とその周辺がが硬くなり、それを補うように肘まで痛くなったのではないかということです。
そこで、次のような、簡単なメンテナンスをお勧めしました。

【肘に繋がる部分を緩める】
手のひらを、思い切り広げる&握る
一本一本の、マッサージ
手首のストレッチ
前腕をさすったり、ねじりながらさすったり

他にも、直接的に繋がっている部位として、肩周り身体の側面などのストレッチもお勧めです


関節に限らずに、身体の部位は全体と繋がり機能しています。
どこかに不具合を感じられた時には、その部分だけではなく、その周辺もメンテナンスを行いましょう。
そうして、さらに広い範囲も、“ゆるめて”循環を促進していくことで、その不具合の部分はより改善していきやすくなります



参考ブログ
夏の終わり~(2)
手のストレッチ~感じる一歩として















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寝て片腕を回す

2019年03月04日 | *手腕メンテナンス
今回は、以前のブログでお伝えした、1月の草津教室で行った肩関節を大きく動かすストレッチを紹介します。


このメニューは、身体の深い部分を動かし&感じる取り組みの1つとして行いました。
教室では1月に行い、寒い季節にオススメの動きとして、取り入れました。

でも、全身の循環の促進に大切な、肩の関節全体を深く繊細に動かすので、季節には関係しません。
ある期間継続していくと、可動域や動く心地良さが、次第に向上していくのを、実感することができます



寝た状態で肩関節を大きく動かす

横向きに寝た状態で、腕を円を描くように回転させます。

①膝を軽く曲げて、右脇を下にして寝る。
②上になった左腕で、ゆっくりと円を描くように回す。
③さらに、伸びて気持ちのよい位置で止めて、ゆっくり呼吸を繰り返しながら、その部分の心地良さを感じる。
少しずつ腕の位置を変えながら、伸びている部分を変えて、心地良さを感じる。

※左脇を下にして、同様に右手を回転させる。


腕を動かすことで ”連動して動いていく”、様々な部分や、気持ち良さを感じましょう
〔肩関節あたり〕 肩全体肩甲骨鎖骨
〔肩に続く部分〕 腕の付け根の下側脇腹
〔身体の内側〕  胸の奥脇腹の奥


さらにバリエーションを加えて、効果を上げましょう
・腕の動きを止めた位置で、手の平の向きを変えたりする。その刺激でその部分が、さらに”ゆるみ”やすくなる。
手を床に近い所を通るように、動かすと、より伸びて大きく動かすことができる。
回す腕を、目で追うようにすると、首が動き、首のストレッチになる。



効果寝て片腕を回して肩関節を動かす
*床に全身をあずけて安定するので、脱力しやすく、腕や肩の可動範囲が広がる
*脱力できることで、より、繊細に感じながら、立った姿勢では動かしにくい部分を動かすことができる。
*肩関節に集まっている、神経・筋肉や腱・リンパ・血液の動きや流れを促進することができる




寝て行うこの動きの、全身の安定や脱力の効果は、とても高いです。
教室でも、いつも以上に、伸ばす気持ち良さを、時間をかけてゆっくり味わって頂けていました

皆さんにも、寝る前の少しの時間に、お布団やベッドの上でお試し頂けたらと思います。



参考ブログ:肩回し・腰回しの効果アップ~12月の教室から














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手のストレッチ〜 ある方の実践例

2018年09月07日 | *手腕メンテナンス

前回前々回手と腕のストレッチを紹介しました。
ブログのコメント欄にも早速、ご家族と試していただいたご報告を頂きました。
コメント欄に限らず、お役立て頂いているお話をお聞きすると、嬉しさと同時に、さらに励んでいこうと思います。

みな様、いつも、ありがとうございます


手や腕のストレッチは、毎週行なっているクラスにも、よく取り入れているメニューです。
それは、行いやすい所作であり、継続していくと改善されていく効果を感じやすいものだからです。


今回は、続けて頂くことで、少しずつ不調を改善されながら、さらに元気を増しておられるKさんを紹介します。
Kさんは、ある持病のために、手が腫れたり痛んだりして、手や腕が動かしにくいことが頻繁にあった方です。

そんな状態の中でもKさんは、教室でお勧めした体操を、家でも続けてくださっていると言われていました。
症状が特につらい時には、手や腕のストレッチを丁寧にすると、症状が和らぐような感じがしたそうです

今では、次のような、とてもとても嬉しい言葉を聞かせてくださっています。
『教えて頂いたマッサージやストレッチのお陰で、以前に比べて、腫れや痛みの程度も減ってきました』



辛い症状の時でも、できるストレッチを丁寧に続けていけば、身体は良い状態へと変化していきます

身体は、不調や不具合があっても、出来ることを続けていると、本来の機能と健康を取り戻していこうと動き続けます。
その過程で、身体を感じる感覚が開き、身体が整っていく状態を繊細に感じることができるようになります


最近のKさんは、ちょっとした動きの後でも、気持ち良いと感じてくださっています。
これは、繊細に感じる感覚が目覚めているということです。
そして、Kさんの身体は、少しの刺激にも反応して、気持ちの良い状態へと動く元気が働いているということです。



Kさんが教室に通われるようになって、5年ほどになります。
その間には、症状が出て、辛そうにされている時もありました
そんな時でも『家にいて痛いと感じていても、教室に来て皆さんと体操をすると、痛さも忘れて元気になります』と、
休むことなく、教室にも通い続けてくださいました

皆さんは、Kさんのことを聞かれて、どんなことを思われるでしょうか

私は、何よりも、Kさん前向きな気持ちに感動します
Kさんのように、少しずつでも出来ることをやっていこうという、前向きな気持ちがあったら、
今、健康でも不具合があっても、より良い状態へと、心地良い状態へと、心身を整えていけるのではないでしょうか

どうぞ皆さんも、出来ることから始められて、今のご自分の身体のより良い状態を、楽しんでみられませんか





※ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人の了解を得て掲載しています。










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手と腕のストレッチ〜実践編

2018年09月01日 | *手腕メンテナンス
今回は、前回のブログでお伝えした手や腕のストレッチを紹介します


分かりやすいように写真を載せていますが、無理に写真の通りに行おうとせずに、
ストレッチの強さ、曲げたりひねったりする角度は、一番気持ちの良いところを探すつもりで自分で微調整してください。

また、ストレッチをするときは、ゆったりとした呼吸でゆっくりと丁寧に行って頂けたらと思います。



教室で行った手や腕のストレッチ

まず以前の、次のブログで紹介した内容を行いました。
夏の終わり(2)

続けて、次の手首をねじるストレッチを行いました。


手首をねじるストレッチ

右手を手の平をテーブルや床に置く。
②その手を時計と反対方向に少し回転(矢印の方向)させて、手の甲を床に置く。


③手の甲を床にしっかりつけるように、反対の手で上から抑える。


※左手も同様に行う。左手は時計回りに回転させる。

・手を回転させる時は、肩から腕全体をひねるように意識してみてください。
痛みがあるときは、無理をせず、丁寧に感じながら行ってください。

・普段、手首をねじる機会は少ないので、最初はやりにくいと思います。何回か繰り返して、徐々に伸ばしてください。

左右のねじりやすさを比べてみましょう。
利き手の手首が硬く感じるかたが、多いようです。



一度、動かしやすくなった状態を知ると、硬い状態になると、それに気づきやすくなります。

ご自分で感じながら、気づきながら、ご自身の感覚でちょうどいい感じに調整していくメンテナンスを、
まずは、メンテナンスを行いやすい、手や腕から始めてみませんか










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夏の終わり〜(2)

2017年09月08日 | *手腕メンテナンス



前回は、夏の終わりには、身体を休めることの大切さをお伝えしました。
今回は、少し元気が回復してきたかな〜という頃にオススメの、身体の軽いメンテナンスをお伝えします。


この時期に、軽いメンテナンスをオススメするのは、次のような理由からです

*暑さの中で、冷たさを求める環境にあった身体は、冷える方向へと動いていきやすい。
*循環が促進されやすい気温でのメンテナンスは、寒い季節でも循環や代謝が落ちない身体をつくる。


暑いと、冷たい飲み物や食べ物が欲しくなり、冷房がきいた部屋に心地良さを感じやすいです。
夏野菜は、夏に食べると美味しいですが、やはり身体を冷やすものが多いです。
こんな環境の中で過ごした身体は、冷える方向へ動く状態を強く持っていることになります。

そしてまた身体を少し動かすと汗ばむくらいの季節に身体の隅々への循環が落ちないよう、
少しずつメンテナンスを行うと、寒い季節でもすぐに温まる元気な身体をつくっていけます。



夏の疲れが残っている今の時期に、気軽に無理なくできるメンテナンスとしては、先日ブログで紹介した、
寝転がって行うタオルストレッチ金魚体操がオススメです

今回は特に、身体の隅々の循環を促し保っていけるよう、手のマッサージを紹介します。



手のマッサージ

【 手首から手全体を動かすストレッチ 】
*手の甲から前腕にかけて、気持ち良い伸びを感じるように動かす。


*手を返し、手のひらから腕の内側にかけて、気持ちの良い伸びを感じるように動かす。


【 指一本ずつ動かすストレッチ 】
*手のひらを上に向けたまま、親指から、指を手前に引く。
それぞれの指の、伸びの違いもゆっくり感じながら行いましょう。



【 指一本ずつストレッチ 】
*付け根から指先まで、圧をかけながらがら引っ張っていく。


*爪の両脇をつまんで軽くもむ。


【 手指全体でストレッチ 】
*手のひらを思い切り広げて、10カウントキープしてから緩め、指先や手のひらがジンジンするのを感じる。
( 親指と小指を思い切り広げるようにすると効果的 )

どこでも行える簡単なものですが、教室でも、手が暖かくなっていくのを感じる方が多い、効果的なストレッチです





効果を、感じましょう確認しましょう

片手を行なったら、行なっていないもう一方の手と比べてみましょう。
軽くなったような、広がったような感じがすると思います
少し涼しくなると、ポカポカと温かくなるのが分かると思います



手は、身体を整えてくれるツボ神経ポイントが、多く集まっている場所です

続けていると、両手だけではなく、全身が暖かくなったり軽くなったりするのも感じられるようになると思います。
それを楽しみに、気持ち良さで調整しながら力を加えたり動かしたりを、続けて頂けたらと思います

次回は、代謝を上げる足のマッサージを紹介する予定です👣









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