ゆるむ body メソッド - Etsuko

〜気呼吸・ヨガ・気功を使って〜
身体の元気を伸び伸び働かせましょう♪

実践〜二人でマッサージ♪

2018年01月24日 | 子どもと一緒に


先日のブログで紹介した、『二人でマッサージ♪』を、楽しんで頂いているでしょうか
今回は、ある方が知らせて下さった、子どもさんとのマッサージの様子を紹介させて頂きます。



子どもさんは、幼稚園に通われている4歳の女の子Aちゃんです。
お母さんがAちゃんに「マッサージするよ!」と声を掛けられると、とても嬉しそうに寝ころんでくれるそうです


Aちゃんの一番のお気に入りは、身体ゆらゆらだそうです。

身体ゆらゆらで、揺らしてあげたらテンションあがって、
自分で揺れはじめて、なんだか動かしにくくなるので、Aに任せて揺れてもらったりしています。
声をあげて喜んでいます。多分、遊びのつもりです(笑)


Aちゃんは、お母さん自身が身体ゆらゆらをされると、「じょうず~!」と拍手してくれるそうです


次に、お母さんが、Aちゃんが気持ちいいんだなと感じるのは、足裏ふみふみだそうです。

私が「どこが気持ちいいの?」と聞くと、「つま先~その次は真ん中~」と言ってます。

お母さん自身も、この足裏ふみふみを、Aちゃんにやってもらうのが気持ちがいいそうです。

私自身は、Aの体重がちょうど良くて、後ろ向きに踏んでもらって、
かかとで真ん中を押される感じが、めっちゃ気持ちいいです♪



Aちゃんには、腕&脚コロコロをお母さんにしてあげるのは、難しかったようです。

腕や足をコロコロしてもらうのは、まだ、4才じゃうまくできないみたいで、
肩から手首までが、一瞬で過ぎてしまいます(笑)
上からゆっくり。が分からないみたいで、終わるのが早い!





子どもが、大好きで上手な身体ゆらゆらは、子どもにオススメです

Aちゃんのように、全身を揺らす身体ゆらゆら(金魚体操)が、好きなお子さんは多いです。
それは、子どもは、関節も身体も柔らかくてとても上手に揺れることができ、気持ち良さも感じやすいからです。

そして、転んだりぶつかったり、怪我したりが多いのも子どもです。
子どもは回復力が高いですが、この身体ゆらゆらは、さらにその回復力を高める働きがあります

とても単純な動きの身体ゆらゆらですが、全身を緩ませ振動させて、よい状態に整おうとする身体の働きを促進するからです




Aちゃんのお母さんからは、次のような嬉しい言葉も頂きました。
普段と違うコミュニケーションが取れるので、楽しみながらマッサージできる感じです

Aちゃん親子のように、二人でマッサージ♪を楽しんで頂き、二人で心と身体を元気にして頂けたら、とても嬉しいです


最後になりましたが、家事・育児にお忙しい中、メールをくださったAちゃんのお母様、本当にありがとうございました
こうして、生活の中で楽しんで頂けていることを知るのは、私の大きな喜びです



※ここに紹介させて頂いている個人的な内容は、ご本人に了解を得て掲載しています。








体験などをご希望の方は、こちらをご覧ください

  体験ご希望の方へ


お問合わせは、こちらからお願いします

  お問合せ フォーム








寒さが引き起こす不調

2018年01月19日 |  ├ 初秋〜秋〜冬


1月から2月にかけては、一年で最も寒い時期といわれています
今回は、寒さに対応しようとする身体の働きが、体調不良の引き金になることもあるという、お話しをしたいと思います。

身体のどこかが具合が悪くなると、不安になりがちですが、寒さも要因になっているかもしれないと知ると、
気持ちも落ち着きますし、対応も考えやすいと思います




寒さで緊張する身体

暖かい部屋から、寒い屋外へ出た時に、思わず身を縮めた経験は、皆さんがお持ちと思います。
首をすくめて、肩にも腕にも力を入れて、全身が小さく縮こまるような感じです

この時身体は、全身に力を入れて緊張させて、温度を逃さないようにしています。
外気にさらされる部分が少ない方が寒さの影響も受けにくいですし、筋肉は力を入れると熱を発するためでもあります。

人間の身体は、気温や環境の変化に対応しようとして自然に動きます
生命を維持するための、とても大切な身体の力といえます。


問題は、この緊張状態が、緩まないまま続くということです。

寒さで緊張し縮こまった身体も、温かくなると、力が抜けて、身体も緩んでいくのが望まれる動きです。
ただ、そうではなく、緩みきらないまま、力が入った状態が続いている場合があります。

緊張状態が続くと、身体の循環が悪くなり、回復力も低下し、神経も過敏になり、身体に様々な不調をきたしていきます

私の周囲で見られた、寒さが原因ではないかと思われた不調は次の通りです。
*口内炎などの、様々な炎症が、治りにくい。
*神経が高ぶって、眠りにくい。
*首回りが硬くなり、首が回らなくなる。
*肩こりや神経痛がひどい。
*肩~首~身体が硬くなり、認知症が悪化。



【緊張状態が続く原因】

医学的には様々な原因があると思いますが、私としては、対応できることとして次の二つのことを考えています。
●寒さ対策が不十分なまま、緊張状態が長く続いたり、繰り返したりすること。
●緩んでいく身体の力が鈍くなっていること。




寒さの中で、体調が悪くなられたり、持病が悪化しておられる方はおられませんか
それを、寒さが原因と思われない方も多いと思いますし、確かに、寒さばかりが原因ではない場合も多いと思います。

でも、冷えすぎないように寒さ対策をされたり、冷えた後には、身体の隅々まで十分に温めて緩めることがオススメです


私がお伝えしている、身体を自分で動かして緩めながら温めていく方法身体が持っている力も活性化します。
ぜひ、お役立て頂けたらと思います

参考にして頂きたいブログ
 ”温かく”~なでる/さする
 ”温かく”~関節を緩める
 ”ゆるむ”すぐできる気功










体験などをご希望の方は、こちらをご覧ください

  体験ご希望の方へ


お問合わせは、こちらからお願いします

  お問合せ フォーム









子供の身体の素晴らしさ

2018年01月15日 | ☆質問☆に答えて


先日のブログに対して、早速、コメントを寄せて頂いた皆さま、ありがとうございました

ご自分の日常の中で、子どもさんへのマッサージをやってみようと思って頂けたり〜
また、既に行われていて、子どもさんとの良いコミュニケーションの時間と感じておられたり〜
色々なお話が伺えて、とても嬉しかったです


そんなコメントと一緒に「子どもの身体」についてのご質問を頂きました。
今回は、子育て中のお母様たちへお伝えしたいと思っている、私の気づきを含めて答えさせて頂きたいと思います。




質問

Etsuko先生は、子どもの身体の素晴らしい点はどんなところだと感じられていますか?
改めて、体操の先生という立場からの意見を、お聞きしてみたくなりました。



答え

子どもの身体で素晴らしいと感じているのは、次のことです。

『緩んでいる』『力みがない』『関節が柔らかい(柔軟)』

これらは繋がっていることですが、子どもの場合は、力んでいる(緊張している)状態の継続や繰り返しが少なく
全身を使って動く度合いが高いので、特に、関節が柔らかくて柔軟性が高いのが特徴だと思います。

これらは、いつもブログでもお伝えしている、身体の力が発揮されやすい状態です。

それら身体の力が発揮されていると、次のことが際立っている子どもさんが多いと感じます。
身体の隅々まで循環が滞りない (身体が温かい、元気である)
素早く反応して動ける (転んでもケガをしにくい)
身体全体を連動して動かせる (新しい体操や動きの実現が容易)
身体の反応が素直 (良くない物を食べるとすぐに吐いたり下痢になったり、回復期に入るとスムーズに回復する)




子どもの『緩んだ』身体を大切にしていきましょう

子どもであっても、年齢を重ねると、緊張状態や身体が心地悪い状態を続ける必要がある場面も多くなります。
でも、それが終わると、身体が『緩みたい』『ゆっくりしたい』と動きたがる身体であり、
そして、スムーズに緩んで心地良い状態に戻る身体が理想です。

子ども達には、そのままの緩みを知っている身体で、次のような身体を育んでもらいたいと思っています。

通常••••緩んでいて力みがない
→ 力を入れることが必要な時••••必要な力を入れることができ、保持することができる
→→ 必要がなくなったら••••身体の力が発揮されやすい、緩んだ状態へ自然に戻る身体


そのためには、次の二つのことを大切にしたらいいのではないかと思っています。

緩むことリラックスすることの気持ち良さや大切さを、子どもに伝える。
親や周囲の大人が、子どもに緊張状態が続いていることに気づき、見守っていく。




だからこそまずは
子どもが力んでいることや緊張状態が続いていることに、気づくことが大切

そのためにオススメなのが、スキンシップを大切にすることです
もちろん子ども達の表情や様子で分かるものですが、身体を触れるみて初めて実感することも多いです。

スキンシップも、軽く肩や背中に触れたりから、抱っこしたり抱きしめたりと色々あります。
でも、時間的な余裕のなさから、ゆっくり子どもの身体を感じるように触れることが少なかったり、
また、子どもさんの年齢が高くなり、スキンシップの習慣がなくなっている方もおられると思います。

そんな方々には、前回のブログで紹介した、子どもさんへのマッサージがオススメです

身体に触れることで、子どもの身体の様子も、日常の緊張状態も、より察することができます
また「気持ちいい?」「痛い?」などとコミュニケーションしながらマッサージすることで、
身体だけでなく心も緩めることができます


ブロクへコメントを頂いた方のように、大きくなられた子どもさんとも、楽しんで頂けたらと思います




抱っこしてみて、触れてみて、”硬い”と感じる子どもがいます

せっかくの機会なので、このこともお伝えしておきたいと思います。
親しくなって抱き寄せた時に、す〜っと身体を寄せてきて、緩んだ柔らかい感じのする子どもさんもいれば、
やっと身体を触らせてもらえても、身体が緊張したままだったり、全体的に硬い感じのする子どもさんもいます。

幼い子どもほど、身体は心の状態を素直に表しています。
後者の場合は、その子の日常生活を見直してみたり、子どもさんの素直な心の声を聞いてみたりすることや、
生活の中に、心身ともにゆっくりできる時間と、温かい触れ合いが必要のように感じています

人の一生を通しての健康で幸せな生活を願う、一人の体操教室の指導者の意見として聞いて頂けたら幸いです




私の気功の先生は、子どもの心身が理想の状態だとして、次のように言われます。
『大人になるにつれて身に着けてきた、習慣や運動の癖、思考の枠から自由になり、身も心も子どもに還ってゆくことで、
私たちが持っている本来の働きが引き出されていく。』


私も、『緩んだ力みのない子どものような身体』を感じて頂けるような、クラスづくりをしていきたいと思っています










体験などをご希望の方は、こちらをご覧ください

  体験ご希望の方へ


お問合わせは、こちらからお願いします

  お問合せ フォーム




2018年新春〜二人でマッサージ♪

2018年01月03日 | 子どもと一緒に


新年、あけましておめでとうございます
今年も、それぞれ違う身体のより良い状態に役立つことをお伝えしたいと、私も心を新たにしております
どうぞ、よろしくお願いいたします

みな様からのブログへの、感想や質問は、私の喜びであり励みです
今年も、お気軽にコメント💬を送って頂けますよう、よろしくお願いします。




新年を、みな様いかがお過ごしでしょうか
子どもさん達と、普段よりもゆったりとした時間を過ごされている方も多いと思います。
今回は、こんな時だからこそ楽しめる、【子どもと一緒に行う簡単なマッサージ】を紹介します。


親子に限らず、肌を触れ合いながら行うマッサージは、心と身体がホッとリラックスするだけでなく、
何かいつもよりも、深く交流したような充足感を与えてくれるものでもあります。


この時期に、子ども達とおしゃべりしながら、身体でのコミュニケーションを身近なものにして頂けたらと思います



足裏ふみふみ

一人はうつぶせになり、もう一人が立った状態で足裏をふみます。
ふむ側の人は、うつぶせの人の全身が見える方向へ顔を向けて、”足の柔らかい部分”を使ってふみます。


今度は、ふむ側の人が、後ろ向きになって、”踵の部分”を使ってふみます。


*交代して、同じように足裏をふみましょう。
*うつぶせの人は、床にゆったり身を任せられるように、顔の向きを変えたり、顔の下に腕を入れて枕にしたりしましょう。

子どもさんの足をふむ時には、力加減を大切にしましょう
・子どもさんが小さい場合は、で足裏を押してあげましょう。
・強く踏みすぎないように、「気持ち良いか?」「痛くないか?」など、声掛けしましょう。


足裏を刺激する効果については、以前のブログの夏のおわり~(3)をご参照ください。



腕&脚コロコロ

一人がうつぶせになり、片腕を横に出し、顔は楽な方に向けましょう。
もう一人が、コロコロと、腕を転がすようにマッサージしましょう。
肩から手首に向かって徐々に移動しながら行います。

終わったら、もう一方の腕も同じように行いましょう。

今度は、コロコロと、脚を転がしてマッサージしましょう。
太腿から足首の方向へ、ゆっくりと移動しながら行います。

終わったら、もう一方の脚も同じように行いましょう。

*交代して、腕と脚を同じようにマッサージしましょう。


緩んだ腕&脚を感じましょう。
コロコロと動かし心地よい刺激を与えることで、身体はほぐれて緩んでいきます。
この心地良さを伝え合いながら、楽しんで頂けたらと思います



背中スリスリ

一人がうつぶせになり、相手の背中全体を優しくさする。


*交代して、同じように行いましょう。

リクエストを聞きましょう
・力の入れ具合
・重点的に行って欲しい部分


背中をさすってもらうと、気持ちが良い ←これは身体にとって良いサイン
背骨の両側にはたくさんの神経やツボが集まっていて、刺激すると緩もうとして動きだして、気持ち良いです。
また背中は緊張が残りやすい部分ですが、自分では触りにくく、他の人にさすってもらう気持ち良さは格別です



身体ゆらゆら

仰向けに寝た子どもさんの、足首を持って、身体全体を左右にゆらゆら揺らしましょう。



大人の身体を揺らす時には、一緒に金魚体操をしましょう
横に並んで「気持ちいいね」など話しながら行うと、一人で行う時よりも楽しめると思います。




効果を高めるポイント


遊び感覚で、楽しみながら、身体を触ったり感じたりしましょう
日頃は、子どもさんの身体を丁寧に触ることも、またご自分の身体を触ってもらうことも少ないと思います。
ゆったりした気持ちで触り合うと、お互いの身体に、硬くなっている部分張っている部分痛い部分に気づきやすいです。

”子どもさんの身体”に気づいたら 気持ちよく緩んでいくようなイメージで、触ってあげてください
”ご自分の身体”に気づいたら そのあたりに、気持ち良さを感じる動きで、緩めましょう


気持ち良さを、言葉で伝え合いましょう
自分が相手のために行っていることが、相手を喜ばせ役立っていると知るのは、とても嬉しいことです。
特に幼い子どもの場合は、全身で嬉しさを感じながら表現してくれます。
心が嬉しいと身体も緩み、心にも身体にも良い影響を与えます


行ってもらう側の人は、相手に身体を預けるつもりで脱力しましょう
行ってもらう人が、力を抜いてリラッックスしてくれていると、行う人が行いやすいです。
気持ち良さも感じやすくなります




今回紹介したマッサージは、子ども同士でも、大人同士でもできるシンプルなものです。
その場に合わせて、楽しんでいただければと思います

家族や親戚も一緒に、家の中で過ごす時間も長くなる時期です。
身体も心もポカポカ温まり心地良い身体で新しい年をスタートして頂けたら嬉しいです





子どもの身体に関してご興味のある方は、次のブログもご参照ください
子供の身体の素晴らしさ









体験などをご希望の方は、こちらをご覧ください

  体験ご希望の方へ


お問合わせは、こちらからお願いします

  お問合せ フォーム