前回、大樹をイメージして行っていく、簡単な気功を紹介しました。
今回は、さらにそれを進めて、大樹になって、大地のエネルギーと繋がっていく気功的な動きを紹介します。
自然の気と親しみ、そして良い感じに全身を緩めたら、次には、豊かな大地のエネルギーを感じて、
さらに元気になって頂けたらと思います
大樹をイメージして感じることを、楽しんで頂けているでしょうか?
”上手く感じているか” という見えない気の世界は、なかなか比べ難いものです。
だから、上手くできているどうかを気にせずに、自分の感じを味わうことが大切です
今回も、自分の”感じ”を信頼して、大地のエネルギーを感じてください
大樹になって ”大地のエネルギー (気)” を感じる
前回と同じように、立ちやすい足幅で、楽に立ちます
足の裏を感じ、次に足の下に広がっている豊かな大地を感じます。
そして、足の裏で大地のエネルギーを、呼吸しているようにイメージして感じていきます。
さらに足の裏から、大地に伸びていく根っこをイメージしましょう。
どんどん深く広く根っこを伸ばしながら、大地のエネルギーを感じましょう。
嬉しいサイン
豊かな大地のエネルギーと繋がると、こんな感じがする方が多いです
・足裏が、地面にしっかりと吸い付いているように感じる。
・足裏がムズムズしたり、感じやすくなる。
・下半身に安定感があり満ち足りているように感じる。
・気持ちも落ち着き、安心感を感じる。
・大地の大きなエネルギーを感じる。
大きな樹も小さな木も、それぞれに、大地にしっかりと伸ばした根っこから豊かなエネルギーをもらい、
この時期、さらに枝を伸ばし、青葉を茂らせていきます。
そんな樹々のように、私たちも、大地から豊かなエネルギーをもらい、さらに元気になっていきましょう
『 上 虚 下 実 』(じょうきょかじつ)
これは気功の言葉で、次のような、理想的な身体の状態を表しています。
上半身ー肩の力が抜け緩んでいる。
下半身ー充実して安定している。
二回に渡り紹介した、大樹をイメージして感じてく気功は、(1)が上半身を整え、(2)が下半身を整え、
『上虚下実』の状態を実現させてくれるものです。
年輪を重ねていく樹々は天からの豊かな気(エネルギー)と大地からの豊かな気(エネルギー)をいっぱい受け取っています。
私たちも、大樹にあやかるように、気を感じて緩み、大地に根を張るように安定して、さらに健康に楽しく過ごしたいですね
気功には、他にも、鳥の羽ばたきをイメージして行うものなど、何かになったイメージで行うものがあります。
またの機会に、紹介させて頂きます
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