今回は、夏の疲れを癒そうとする身体の働きを、ゆるめることで促進しましょうというお話です。
9月に入り暑さが和らぎだし、少し冷んやりと感じる時も多くなってきました。
過ごしやすくなる今頃から、身体は夏の暑さで疲れた身体を回復させながら、気温の低下に適応していこうとします。
人間の身体が元気を調整しようとする力は、眠っている間に最もよく働きます。
だから疲れた時は眠たくなりますし、眠たくなったら横になって眠るのが身体の回復には一番有効です。
ですからこの時期、疲れを感じたり、ゴロゴロと横になっていたいと感じるのは、とても自然なことなのです。
でも、昼寝をしたり、ゴロコゴと横になったりしていると、なんだかダラケている感じがして
心からゆっくりとできない人もいるようです。
横になりたい〜眠たい〜いうのは、元気を回復したい身体のサインですから大切にしましょう。
今回は、身体が回復力をスムーズに発揮していけるよう、寝る前にできる身体をゆるめる動きを紹介します。
簡単に気軽にやって頂けるよう、横になったままできる動きです。
寝転がったまま”ゆるめる”
1 床に仰向けに寝ます。手の平を頭の上で組みます。
2 手は上へ、カカトは下へ、押し出すようにして上下に伸びていきます。
3 ふっと脱力して、ゆるんだ心地よさを味わいます。
2〜3回繰り返しましょう。
4 全身を感じて、伸ばしたい部分を感じたら伸ばして、ゆるんだ心地良さを感じましょう。
*腰まわりをゆるめるのに、脚を反対側へ倒す動きもお勧めです。手も伸びを感じやすくなるよう添えましょう。
*伸びてゆるんだ後は、すぐに次の動きをせずに、緩んだ心地良さをゆっくりと味わって下さい。
身体を構成している細胞の一つ一つが、自分の最良の状態を知っていて、
いつもより良い状態に整おうとして働いているそうです。
身体を”ゆるめ”て、身体の素晴らしい力に十分に働いてもらいましょう!
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