今回は、教室で教えている立場として、大切にして頂きたいと感じていることをお伝えします。
実際の体操教室の時間の中では、お伝えしきれないことです。
それは、完璧な動きを”しなければならない”とは、思い過ぎないで頂きたいということです。
定期的に色々な部位を動かす体操をすることは、身体を良い状態に保ち向上させていく効果があります。
また自分だけで行うよりも、何人かと一緒に行うことは、楽しく刺激にもなります。
ただ、教室では、指導者が前にいて、みんなが一緒に同じ動作をしますから、
指導者や他の人と比べて、自分の動きに不足を感じてしまったり、力んでしまうことも起こりやすいです。
でもそれらは、教室の目的である、健康の実現には逆効果となります。
大きな理由は二つです。
必要な身体はそれぞれ違う
長年使ってきた身体は、体力•筋力•柔軟性だけではなく、動きの好みも違っています。
そして、人それぞれには、それぞれの生活があり、よく使う身体の部位や、循環が滞りやすい部分も違います。
そしてまた、人それぞれが求める健康な生活も違います。
”ゆるむ”には、できることを喜ぶことが大切
いつもお伝えしているように、身体が”ゆるむ”ことで本来の身体の元気が発揮されていきます。
そして、”ゆるむ”には、できないことを無理して頑張るのではなく、
その時できたことに目を向けて、喜ぶことが効果的です。
私は教室で、皆さんの前に立ち、理想的なカタチや動きを表現します。
それは、目指してもらいたいイメージを、持って頂くためです。
どうぞ、私のカタチや動きを実現しようと力を入れ過ぎずに、ふわぁ〜とイメージされて、
自分自身の身体の気持ち良さを感じることを、大切にしてください
私が教室で大切にしたいこと
カタチや動きができるようになること重視ではなく、余分な力みや滞りを取りながら、
その人が持っている元気を余すとこなく使える身体を整えてもらう
だから、皆さんから溢れてくる元気を感じさせてもらうことは、私の喜びであり励みでもあります。
今年も残りわずかとなりました。
来年も、身体づくりを通して、皆さんそれぞれが求められる健康な生活が実現できる
お手伝いができるよう、さらに学びながら工夫を重ねていきたいと思っています
よろしくお願いします
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