ユニクロの靴下

ユニクロの店舗に行くと、驚かされるのは、あれだけ足の長いスマートな若いお姉ちゃんがCMしているというのに、お客の3割ほどが我々年代の中高年が、それも夫婦でやってきていることだ。(まさに、自分の事だが、私だけじゃないのだよ)

客層の広さに、飛ぶ鳥を落とす勢いで成長している企業、ユニクロを見る思いがするけれど、まあ、今がピークだな。明日は怪しいぞ。

それを3足990円の靴下に見た。私はこのところ、短靴にような短い靴下を愛用している。くるぶしまでの靴下だ。くるぶしの上までくる中途半端な靴下も、先日買った。デザインもいいし、ぶら下がっているのは見かけもいいのだが、履いたら最低だ。裏側から、ドンドン糸くずが千切れて出てくる。足の指にしっかり張り付いて、風呂に入ったとき、よほど注意して足の指をしっかり洗ってからでないと、湯船に浮かぶ。

昨年から気が付いていたが、今度買ったのは、もっとひどい。よくよく眺めてみると、糸の材質が悪いねえ。良さそうに見えるだけ。

あんなものを大量にぶら下げているのだから、もう、企業としては穴があき始めた、というべきだろう。

ハンバーガーのマックだって、元はといえば、「100円マックバーガー」が企業凋落の主な原因だ。格安バーガーを大量に売りさばいて「業績向上」を狙うのは、矛盾した企業行動だ。安い材料、安い人件費、過酷労働、それらのどれを取っても、息ができない現場から苦し紛れの「怨念」が生まれる。

同じ轍を踏んでいるのは、ユニクロというわけだ。

付ける薬

送信from Y.Yoshizmi:[ 1c,6c,20% 69p67k ] 曇りのち晴れ

最高温度は、昨日もヤフー予測を上回っているから、今日も7，8度になりそうだ。明け方に妙に考えさせられる寂しい夢を見た。もっとも、夢は3本のストーリーが合体して、何がなんやら。

面倒くさいので、ポットの中に珈琲の粉を直接入れて、お湯を注ぎ込んで、蓋をしてシェイク。しばらく放置すると、大部分の粉が沈殿するから、上澄みをカップに注ぐ。多少の粉が浮いていても、気にしない。

朝から晩まで、なぜか「暇だなあ」と思ってしまう人生だから、これくらいの刺激があってもどうと言うことはない。

まあ、それにしても、世界中というか、主にバカなおフランスの370万人集会国民だこと！
「バカ（な国民）に付ける薬は無い」という意味だ。

集会に参加した大半の国民は、無残に惨殺された12人の記者を含む、今回の犠牲者（一部警察の不手際による人質の犠牲も含む）を追悼する気持ちもあるのだから、「良識派の人々」と思っていいのだが、彼らの行動結果は何を推し進めることになるのか、考えてみるがいい。

「言論の自由の擁護活動」？　既に、フランスは言論弾圧をしていない国家なのだから、政府に言論の自由を求める国民活動ではない。言論の自由を認めようとしないイスラム過激派に向けた、ゆるさんぞ、という（宣戦布告のような）行動だ。

で、一体全体、イスラム過激派というのは、どのくらい居るの？千人？1万人？10万人？

北朝鮮で2千万人だが、それくらいの人口になるのか？

とても、そうは思えない。2千万人の犯罪国家北朝鮮だって、頭から千人ほども抹殺したら、たちまち国はひっくり返るだろう。1万人日本海溝に沈めたら、世界の平和の超優等生になるかもしれない。

で、370万人が「許されない！」と行動を起こせば、政府は対テロ対策に、対イスラム過激派掃討作戦に胸を張って軍事費を使える。海外派兵から国内の監視活動まで、実にありったけの予算を使えるし、国民に要求できる。

結果、更なる軍事行動が起こされるというわけだ。フランスは武器輸出大国だぞ。世界中に火を付ける火炎放射器を売り込む一方で、消火器も売っている。

軍事産業が忙しくなるからといって、デモに参加した哀れな良識派の暇な失業者連中に、明日から適当な仕事が見つかるかといえば、逆に、税金を絞られ、社会整備の金や給付金は減らされ、犠牲を強いられる。

犯人一人を逮捕、あるいは撃ち殺すのに、千発の銃弾を消費し、1万人の残業手当を払うのだ。軍事行動に消える費用は、全く算盤が合わない。

それくらいなら、毎日、イスラム過激派が潜む上空から、ドル紙幣や食料を、毎日だよ、ばら撒き続けてみろよ。1年、2年もするうちに、誰も自爆テロなどするものが居なくなる。

貧困がなくなれば、過去に死んだ家族の恨みも、どんどん薄れていくのだ。それが、今を生きようとする人間だから。

ああ、暇だなあ！

白木に蜜蝋をぬってやると、喜ぶねえ。木がうれしがっている。