25黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+2(吉住)

コロナ予防接種0回、35年間健康診断0回の後期高齢+2、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

真っ赤

2015年01月14日 | 日記
送信from Y.Yoshizmi:東の空はオレンジから、一瞬、雲が真っ赤に染まる。

人間には二種類いるらしい。夕日が好きな人と、朝陽が好きな人。私は夕日より朝陽が好きだ。「サンセットビーチ」とか、「世界のサンセット風景」などと真っ赤な夕日を見ることが出来る、などと観光地が謳う。

ハワイのホテルだって、夕日を部屋のベランダから眺めることが出来るオーシャンビューは部屋代が高い。冗談じゃない!夕日までに、さんざん西日が差し込んで、部屋が暑すぎるので、分厚いカーテンで閉め切るのだ。

一瞬の夕日のあとは、真っ暗な海が広がるだけで、夜景の美しさなど臨むべくもない。何が悲しくて、余分な部屋代を払う必要があるのだ? 恐らく、余分な冷房代に消えるのだろう。

まあ、それは別にして、朝陽が好きな理由は、朝の暗いうちから出かける準備して、ワクワクとゴルフに行ったからかもしれない。特に、この時期、南国を目指して飛び立ち、海外のリゾート地に行って、観光など目も呉れずに、仲間内と朝の暗いうちから、ホテルのレストランに集合し、バスが迎えにくるのを待っていたのだ。

考えると、ほんとうによく遊んだなあ。懐かしいけれど、でも、もういいか。当時の仲間も、ずいぶん変わってしまった。病気や倒産、この世に居ないものもいるのだから。懐かしく思えるだけでも、幸せと言うものだ。

生ベ-コン

2015年01月14日 | ニュース
送信from Y.Yoshizmi:[ -2c,7c,10% 62p67k ] 晴れ?

放射冷却で明け方(今だが)は、冷え込むようだ。東の空の黒い山端に沿って、わずかにオレンジ色の帯が広がってきた。ありがたいことに、雪は日々ドンドン溶けていく。今日も日中は気温が高くなるようだ。

私には春先が遠くに見えているというのだが、信じるものは少ない。何といってもまだ、1月中旬だ。でも、今年の春は早いぞ、とでも言っておこうか。大寒はまだだから、寒さは多少残るけれど、雪が30センチも積もることはない、と信じている。

だって、面倒だから、さ。

「生ベーコン」という商品を母親が通販で買って、半分分けてくれた。これが非常にうまい!
「逸品」と銘打つだけのことはある。

ベーコンに「生」もへったくれもあるかい? 非加熱調理品という表示があるけれど、早い話が「生」で食べろ、という意味だろ?
で、娘も私も生で食べている。焼いたら旨みが消える。

スーパーに並んでいる「肩落としベーコン」なども、私は「おやつ」で食べるときは、全部「生」だ。もちろん、おいしいからだが、これを生で食べているのは、私だけかもしれない。

トーストにイチゴジャム。ベーコンエッグに珈琲。食材に貧困なイギリス貴族の定番の朝食。都会のスーパーホテルに行くと、豪華な食器に、もったいぶって貧困なイギリスの朝食メニューを、さも高級品のように出してくるが、高級なのは食器や値段だけで、中身は貧弱そのものだ。

和食の侘しい温泉旅館の朝食が、どれほどバランスの取れた滋養に富んでいるか知れない。食器こそ、銀製ではないし、ボンチャイナではないけど、ね。文明開化の明治初期、ヨーロッパに渡航した政府高官が、かの地の進んだ文明を取り込んで、山高帽を被り、スーツを着て、ステッキを持って、ハイカラな洋食生活に憧れた遺産が、いまだに、ホテル文化として残っているのだ。

食材が豊富になった現代、バイキング形式の朝食が、次第にこれを凌駕しつつあるけれど、逆に「正統派ホテル文化」として、貧弱モーニングに拘る風潮も、一部残っている。

人間とは面白いものだ。ほら、東の空が変わってきた!