「大丈夫だあ」の志村けん(70歳)が死んだニュースは意味深い。感染が発覚した時点で、かなり重篤だったようだが、金や名声があっても、手遅れになるとN567は容赦ないぞ、という強烈なメッセージを国民に伝えている。
そして、特に65歳以上の高齢者は、感染したら非常に危険な存在になる。老人はマスクの二枚重ねと、ゴム手袋とまでは言わなくても、軍手でもはめて出歩かないと。
これは理論的な話だが、製薬会社がどんな薬を研究するか、考えよう。治療薬と予防薬に分ければ、予防薬の方が遥かに対象者が多く、儲かる。そう思わない?
感染者には、治療薬が1日も早く欲しいところだけど、論理的には予防薬でっせ、と売り出したら、世界の何十億もの人々が欲しがるし、政府が国民の数だけ、買う場合もあり得る。
もちろん、治療薬も予防薬も根っこは同じだから、同時に開発されるのだろうから、そんな余計なことは考えずに、ひたすら、早く「薬」が出来ることを祈るしかないのだが。
何とも2020年の春は、長い人生の中でも未体験の「暗い」春になったものだと、つくづく思うね。