青空に太陽が照りつけ、白い雪がめちゃ眩しい!こんな日に雪の上に使い古しの洗った白いカッターシャツなど広げておくと、すぐにとはいかないまでも、何度かやっておくと、黄ばみが取れるかもしれない。
太陽に照らされて溶ける真っ白な雪の表面から、わずかに酸素の原子が3つくっついた、O3出来る。これが2つなら、生物が呼吸に必要な酸素で、非常に安定しているが、3つは三角関係というか、不安定で、すぐに1つは何かとくっ付きたがる。これが、汚れとか臭いにくっついてくれる。つまり、漂白作用や消臭効果がある。
オゾンのこと。オゾンは濃度が高くなると、独特の匂いがあるらしい。有害だ。有害だから、病院に漂う老人臭やウンコ臭を除去するとき、空調から大量のオゾンをばら撒く時、全員避難させて、締め切っておく。
まあ、そんな話はどーでもいいのだが、自然界に微量発生するメカニズムを、古人は知っていて、反物や染め物を雪にさらして、美しくする技法を編み出した。新潟県、日本有数、いや一番の豪雪地帯、魚沼市の話。
あ、また曇ってきてしまった。これじゃ、我が身を「雪さらし」できないじゃないか? せっかく、この純情無垢の心を持つ天才老人の身を、より純白にしようと思ったのに、なあ。
仕方がないから、また、サツマイモの皮を全く残さないで、全部身だけをサイコロ状に切って、大学芋を少し作った。皮は、皮だけで、別にする。実にうまく出来たので、きっと、気づいた時は、ワイフが全部食べてしまっているに違いない!