エアレス・タイヤ

福井駅前の屋根の下に出来た子供向けの小さなスケートリンクには、実に大勢の子連れママやパパが混み合っていた。この3連休は、まだまだ人出が多い。

孫たちを福井駅で見送るのにホームに登ったら、妙に懐かしい気がした。最近、全く電車で出かけていない。東京だって、2019年の1月に行ったきり。丸3年。その年の2月下旬、4月初めに相次いで、両親の葬式を出した。自由時間が増えたはずだが、どこにも出掛けるチャンスを見失っている間に、コロナが流行し始めたし、オリンピック騒ぎがあったし、これまた、老人がウロウロ出歩く場合ではないと自粛。

悲しいかな、あっという間に3年が過ぎ去ってしまった。その間、畑を作って丸一年が経過したし、自治会長や連合会長を経験したし、ゴルフは100が切れなくなったし（今年は、切れそうな予感がする？）体力や筋力は半減した。

今年こそ、と思いながらも、このオミクロンの急激な感染爆発は、多分、この連休明けから、数字が鰻登りになる気配があるので、先は全くわからない。兵庫県の農林試験場に出かけたいのだが、それさえ、まだ躊躇するばかり。

さあ、録画した出川の番組やゴルフ番組でも見て、明日のことを考えよう。連休明けは交通安全委員活動だし、市役所にも行かなきゃいけないし、風力発電の話し合いにも行かなきゃ。あっという間に、これまた1月が終わってしまう。

図鑑戦争

2022年1月9日（日曜日）午前6時：[  3c/9c/40%   ]{getup0500} 晴れのち曇り

この時期にしては気温が高いので、実にありがたいのだが、逆に体調がおかしい。寝起きは、目がぼやけるし、歯は具合悪いし、左膝も不調だし、左足の親指の爪は、今にペンチで生爪を剥がさないといけなくなりそうだし、鼻はグズグズして、くしゃみを立て続けに4回も5回もするし、首は縮むし、腹は辛いし、懐は相変わらず寒風が吹き荒れるし、つまり、全体的に見て、73.5歳にしては、「まあまあ」というわけだが、これでオミクロンに感染したら、即身仏。南無阿弥陀仏。

今日は、やっと、お昼前に福井駅に孫どもを送って、年明けが一段落する。自分の面倒を見るにに精一杯の老人世帯には、成長前の子供は、年々重荷だな。老化のスピードと成長のスピードが違うから、厄介だ。

そんな子供向けの図鑑が様々な工夫をして、よく売れているらしい。出版不況の中、図鑑部門だけ気を吐いているらしい。だから、各社様々な工夫をして、競い合っているとか。手元に、昔の植物図鑑を置いているが、イラストが多い。1990年といえば30年も前の図鑑だから仕方がない。今は、高性能な写真で子供たちの興味を惹いているとか。

このデジタル時代に、図鑑を膝に置いて見ている子供たちを見ると、なぜだか、ほっとする。

さあ、微かに東の空が明るくなってきた。