2022年1月8日(土曜日)午前7時30分:[ -1c/9c/20% ]{getup0630} 曇りのちはれ
お昼にワイフが戻ってくるのを待って、孫二人と娘の五人で、昨日は再び「波の華」に出かけた。ここの食堂がお気に入りらしい。上の孫娘は「ソースカツ丼」がめちゃ美味しい、というし、下の弟の孫は、熱々のポテトとラーメンがお気に入り。大人は、湯垢に汚れた泰澄の杜に比べると、はるかに綺麗な波の華のお湯は、しかも、温泉成分が濃厚で、肌がすべすべするし、気持ちがいい。
というわけで、山道を越えると、全く雪の気配がない、越前海岸、越廼集落へ。
「一度も、家で風呂入っていないなあ」と生意気な小学校2年生の言葉だが、こんな寒い時期に、隙間だらけの我が家の古い風呂は、脱衣場の暖房もないし、昭和40年代のモルタル作りの風呂場も寒い。しかも、お湯を再び沸かす装置もなくて、一方的にガス給湯器のお湯を流すだけでは、あちこち石油ストーブや温風ヒーターを稼働させ、大騒ぎになる。
大騒ぎの最中に、女どもも間をおかずに、風呂を使わなきゃいけないし、上がった挙げ句、大量のタオルを使って、ガーガーと長い髪を乾かすドライヤーを長時間使用し、落とす髪の毛だけでも、半端ではない。
夕食後の寒くて暗い時間帯に家中大騒ぎする「お風呂タイム」の生活習慣ほど、無駄で馬鹿な話はないではないか? と私は思っている。もちろん、時間が自由になる年齢に応じた老人の戯言だが、生活習慣はどんどん見直して、合理的に生きるべき、というか、貧困生活者ほど考えざるを得ないのだけど、ね、今の時代は。
18歳を成人とする国家の方針には、戸惑うばかり。若者に「自覚」を促すためなのか、実態は知らないが、酒やタバコはダメで、選挙、クレジットカード、スマホの契約、車の契約はOKとか。そして、20歳からは国民年金払い込み義務。若者は、よほど金融やファイナンスの意味を学習し、知恵と誘惑を克服する心を磨いて、かつ、のんびり大学に進むなんて、親がしっかり資金援助できる資力がないと、アルバイトなんて悠長なことは言っていられない。
簡単な時代じゃないぞ。政府からも業者からも「美味しい餌」が狙われている。