2022年1月18日(火曜日)午前5時00分:[ 0c/2c/100% ]{getup0400} 雪?
「ほぼ、冷凍庫の中で過ごすような一日でんな」という予報にいささか、気力をなくすが、昨日、3等が当たった小学時代の同級生の友人からの年賀状をじっくり見ていると、やはり、不思議な奥さんの写真がプリントされている。
元旦に見た時も、「あれっ」と思ったのだが、マスクをした彼女がすっと立っていて、一人で写っている。人権擁護委員の活動、12月に福井駅ハピリン内、とある。小さな写真だが、同級生の旦那の年賀状に、奥さんを写した写真を、普通は掲載しない。
友人は中学生の1年で隣地区のおばさんのところに養子に行って、福井県内で一番の進学高校に入って(わたしゃ、彼より出来が悪くて、二番目)お隣の金沢大学に進学し、卒業と同時に福井県庁に入った、根っからの役人。最後は、県の工業試験場の所長で定年退職。
奥さんも確か、県庁の職員だった。少し若いので、2、3年遅れて、退職。娘二人は結婚して離れていき、二人は旅行三昧の悠々自適の年金生活に入る予定だったが、この奥さんが定年と同時に脳梗塞を患い、自宅で寝たきり状態となって、彼は田んぼと奥さんの介護生活を長くやっていた。
つい数年前、私が自転車で走り回っていた頃、彼の家に尋ねると、奥さんはデーサービスか何かで戻ってきて、娘さんなどが家の中を動き回って、バタバタしていた。
我が家では、小学5年と中学2年の孫を囲んで、賑やかな日々を送っています、と書かれているので、どちらかの娘が、奥さんの介護をきっかけに、自宅に住まいを移したに違いない。
そして、肝心な奥さんが、多分、リハビリの効果が出て、歩けるようになったから、写真となったに違いない。メルアドがあるから、問い合わせるとしよう。
プラント3近くに住んでいるから、住所は近いのだが、近くて遠い友人関係もある。彼とは、高校3年生の最後の春に、二人で、自転車で大野、勝山を回った思い出がある。高校が違ったのだから、連絡を取り合ったのだろう。よく覚えていない。その後、彼は金沢大学に行き、柔道部に入って、めちゃ太った写真を送ってきた。今は痩せたが。もう、65年ほども前のことになるのだ。
光陰矢の如し、歳月は人を待たず、だなあ。