時間と共に、穏やかで明るい週末、土曜日になった。ワイフはせっせと一輪車でガレージ前の雪を、家の西側に流れる山水の排水路に捨てて、ガレージ前には何もなくなって、たっぷり汗をかいたので、風呂に入る。
その間に、魚屋がやってきたし、元市会議員が道路のことで立ち話をしていく。来年の選挙に立候補するから、下準備をしているのだ。確か、私より少し年上だが、奥さんに先立たれた割には、より元気だ。
今日に限って(先週、孫たちがいたときは待っていたのだが)焼き芋屋がやってくる。さつまいもは、食いきれないほどある。アルミホイールに包んで、石油ストーブの上に置いておくと、それだけで、熱々の「焼き芋」が出来てしまう。買う気はゼロ。
時計が12時を回ると、穏やかな日差しが出てきた。暖かくなってくると、雪がどんどん解ける。
さあ、少しデスクワークに励もう。まず、去年の春先、畑に何を植えたか、全く覚えていない。日記をチェックする必要がある。もっとも、まだまだ、気が早い。2月の末に雪が解けたら、畑の土を起こすのだから。
あ、そうそう、ニシンの話。ありがたいことに、どうやら当分、北海道ではニシンが豊漁になるという。で、大好きな数の子も安くなるはずだと、私は期待している。もっとも、最近の市場価格や流通は、単純ではない。豊漁だから、値が下がるとはいかないのだ。下げさせない資本と技術が働いて、相変わらず貧乏人は高いものを買わされる。
まあ、食わなきゃいいのだ。貧乏人だから。