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IInformation – 四方館 DANCE CAFE –「出遊-天河織女篇-」
―四方のたより― めずらしく連チャン稽古
昨日は夕刻の5時頃から、演奏の競演者たちに集まって貰ってリハーサル、今日は10時集合でいつものように稽古、わが四方館にすればめずらしい連チャンだが、即興-Improvisation-主体のDance Caféとはいうものの、やはりPlayerとDancerが一応の手合わせをしておくことは収穫があるものだ。
昨日から今日へと、Dancerたちは心的に昂揚もしてくるし、その分集中力も強まってくる。
Playerたちはといえば、昨年9月から常連となってきたvoiceのMさんを今回は余儀なく欠くものの、ほかのお三方は健在、同じ陣容で4回目となる今回、互いの手の内をよく知り得てきたなかで、此方の狙いどころを受けとめて貰いながら、意外性をいかに生み出し、ときに求心力をどう発揮していくかなど、それぞれ脳裡に具体像を結びつつあるのではないか。
残る心配は、会場のレイアウト-Installation-設営ときわめて限られたlight-照明-との兼合いだが、これは現場仕事、当日の設営作業のなかで判断していくしかないが、さて‥。
今日のYou Tube-vol.17-
林田鉄のひとり語り「うしろすがたの‥山頭火」Scene.7
<連句の世界-安東次男「風狂始末-芭蕉連句評釈」より>
「空豆の巻」-16
この春はどうやら花の静なる
かれし柳を今におしみて 岱水
次男曰く、花どきも終り新茶が出始める候になったから、古茶の在庫を減らしておこうというのも人情なら、今となってはかえって古茶が懐かしい、というのも人情だろうと含を利かせて作っている。
前が「花の静なる」と云うから、春2句目に、わざわざ「か-枯-れし柳」と逆らって応じて見せたところが滑稽のみそで、「柳枯る」は冬の季語である。「今にお-惜-しむ」のは柳も芽吹いたころ、と覚らせるように強引に季を持たせている。春・秋は三句以上続という連句の約束があって出来る趣向の面白みだ、と。
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