―世間虚仮― 謝って宮崎へ帰れ!
ビートたけしが、自分を「総裁候補に」と売りつけ、凋落の自民をどっぷりと巻き込んだそのまんま東の騒動に、本人を掴まえて執拗に説教を垂れたという。「逆風どころじゃない、頭の毛が全部なくなるぞ!」とは、蓋し名言とは云えぬが、まあよく言ったとしておこう。
たけし節を散々浴びたそのまんま東、さすが身に堪えたか、一夜明けた愛知県某所の講演では、「県民の意思もあるので、重視しないと…」とこれまでとは一転、弱気発言に終始したというから、身の程知らぬこのバカ騒ぎもほどなく終熄しそうな雲行きである。
―四方のたより―今日のYou Tube-vol.19-
もう2年前になる作品のVideoだが、このほどupしたのでご紹介する
立ち退き騒ぎでいまはもうないが、07年5月、新世界のDance Boxで
「連句的宇宙by四方館」として発表した
二つの作品「KASANE-襲-」と「NOIR,NOIR,NOIR-黒の詩-」の記録だ
先ずは「KASANE-襲-」のScene.1
KASANE-襲- Scene.1-連句的宇宙by四方館 Vol.1
<連句の世界-安東次男「風狂始末-芭蕉連句評釈」より>
「空豆の巻」-19
ふとん丸けてものおもひ居る
不届な隣と中のわるうなり 岱水
次男曰く、二-名残-ノ折入。物思の原因を隣同士の不仲と見定めた後付と読めるが、「不届」は男の使うことばだろう。「不届な」は「ものおもひ居る」とは似つかわしくない、というところが滑稽のたねか。
隣に住む若い男女の恋-縁-のもつれと前句を読んで、娘の父親がつむじを曲げている、と解すればわかる。若者の恋を親がへだてる。当人同士が気まずくなったから家同士も不仲になったのではないのだ。ことばの釣合を破ってみせたところが工夫だろう、と。
-読まれたあとは、1click-