とうとうBS朝日さんでも放送が終わってしまいました あの強烈な主題歌とあさたろうの清々しい台詞が聞けなくなると思うと寂しいです。
東海道を旅するというストーリー、仲間や旅先の人々との出会いと交流、主人公の気質、緊張感と明暗のコントラストを生かした画面構成、引き締まった音楽と、威勢の良い主題歌、などなど、間違いなく正統派時代劇でした。
最終回は特にお父さん2人が輝いていました とてつもなく渋いです。2人とは対照的にシャキッ真っ直ぐぶつかっていくあさたろうも良かったです。お菊ちゃんが九兵衛さんと和解できたのは良かったのですが、もろこし天狗党の幹部達は皆死んでしまったのでしょうか…。
この作品を見て思ったこと、それは「イケメンキャラクター」=「カッコイイ」ではないということです。野菜であろうと、まんまるであろうと、姿勢、仕草、眼光の強さ、足の踏ん張り方など、様々な要素を緩まずきちっと押さえて描くことによって、本当の「カッコイイ」絵が出来上がるのではないかと思いました