FireblastのVol.2の感想を書き終わったところで、Vol.3に行く前に前作Crossfireのアプリが発売されたので先にそちらの感想を書きます。ちなみにiOS版は日本では公開されず、なぜかGoogle PlayストアではCrossfireのVol.1は無料版のみで代わりに(?)FireblastのVol.2が販売されています。今持っているVol.1はAmazonさんのAndroidアプリストアで入手したものです。このあたりの仕組みがまだよく分からない…。
#01 Did you say... B-Daman?
日本版:「これがビーダマン!?」「これがクロスファイト!?」
AパートとBパートの間など暗転時に妙なタイムラグがあるのが気になりますが、翻訳はやはりかなり忠実ですし、劇伴もそのままです。カケルくんおすすめの「95ページ」、ナツミちゃんの「6位」など細かいところもそのまま直訳されているのが結構嬉しかったり。
カケルくんの名前はRiki Ryugasaki、ナツミちゃんはSumi Inaba。「つ」が入った名前は軒並み変えられているのでナツミちゃんは仕方ないとしても、「カケル」を変えてより発音の難しそうな苗字を残したのは何でだろう。二人とも吹替の声は日本語版より低めですが、カケルくんの「Mystery」の言い方はまた違った特徴があって好きです。新しい世界にワクワクしている雰囲気も良い感じ。アクセル=ドラシアンの英語での名前はThunder Dracyan。パワータイプのビーダマンはコアに関係なく全て「Thunder」です。ちなみにドラヴァイスを含む連射タイプは「Lightning」、コントロールタイプは「Strike」です。
山城先生の吹替はかなり再現度が高いですね。艶があって素敵。雑賀アキラさんの名前はそのままみたいですが、吹替は日本語版より高めかな。
スバルくんの名前はSamuru Shigami、こちらもかなり変わっています。吹替の声優さん達は回を追うごとに日本語版の口調に近づいていった方が多いですが、スバルくんとドラヴァイスの吹替は初期からかなり日本語版に近くて凄く格好良いです。「黙れ、お喋りが過ぎるぞ。」「フッ…失敬。」というお馴染みのやり取りは「Just be quiet. You talking way too much.」→「My apologies.」。
ルリちゃん、実篤さんの吹替もかなり日本語版に近いですね。特にルリちゃんの上品でどこかミステリアスな声が良い感じ。「B-Shots, Ready, Aim, Crossfire!」の掛け声も、元の「3、2、1、ビーファイッ!」に負けないくらい可愛いです。名前は「Rory Takakura」、高倉という苗字はどこから出てきたんだろう。ユキヒデくんはこの回だけ実篤さんを「委員長」と呼んでいますが、英語版でも「chairman」でした。これ以降「天宝院のじっさま」と呼んでいる時の吹替は「Grandpa Takakura」です。
ドラシアンが体の向きを変えてくれと言ってからのやり取りが好きです。「Hey, turn my body for me, won't you? I can't see the contest from here.」(おい、体の向きを変えてくれ、これでは試合がよく見えん)→「You meaning can't actually move your own?」(君、もしかして自分じゃ動けないの?)→「correct.」(うむ)→「And you are acting so cool too?」(そんなに偉そうなのに?)→「「What's so funny?」(何がおかしい)→「No it's just...」(いや、だってさ…)
壊れた競技台を見つめてカケルくんの名前を呟くスバルくん、「Riki Ryugasaki, Hah, right...」と日本語版よりも何かを悟っている感じですね。渋い!