#16 Mode Change! Dragren!
日本版:「友情のモードチェンジだぜィ! アサルト=ドラグレン」「さらば友よ! ガトリング=デスシエル」
不知火会長の吹替は日本語版より高めですが堂々としていて落ち着いた感じが素敵です。というか、ビャクガくんのお父さん本当に格好いいなあ。レイドラとビャクガくんの独白がとてもいい感じ。ビャクガくんがゲンタくんを思い浮かべた「Him...」が凄く想いがこもってる! 前回と同じ台詞ですが、レイドラの「As I told you, I will follow you no matter which part you choose!」(ビャクガよ、何処までもついていくぞ!)が力強い。
ビャクガくん参戦からのカモンくん「You mean you... 」(お前…!)→カケルくん「Don't forget about us!」(僕達もやるよ!)→ドラシアン「That's right!」(うむ!)→ドラグレン「Novu, let's show the our true power!」(ナオヤ、俺達も派手にぶちかまそうぜ!)→ナオヤくん「We are ahead it, Dragren!」(ああ、そうしよう)の流れは意味こそ変わっているけど、緊張感のある場面でセリフが繋がっていく所はどちらも見事です。
ビャクガくんのさりげないお礼の言い方もGOOD。「It feels good to have a change of heart, doesn't it?」(良いものですよ、心のモードチェンジというヤツは)、「心のモードチェンジ」という名言(?)が無くなってしまったのは勿体無いけど、ニュアンスは同じですね。
ここからは新登場&再登場祭り、Crossfireから再登場したオウガくんとレオージャ。オウガくんは「Hugo Raidoh」、レオージャは前作の「Thunder(=パワータイプに共通の名前) Leo」から「Jet Leo」に。必殺技のコールはテンション高すぎて微妙に聞き取れないけど、声質…というか雄叫びが二人とも完全再現で言うこと無しです! 新登場のエージェントダークは名前もそのまま、声もかなり梅津さんに似ています。
更に北のBマスター、ゲンタくん&デスシエルも登場。名前は「Jenta Kokuji」と「Dashing Tankshell」と全体的に変わっています。ちなみにお父さんのゲンヤさんはそのままだったり。ダッシュスタビライザーは同じ名前だったのですが、日本語版で装着後に「ダッシュガトリング=デスシエル」と変化した名前は「Dashing Tankshell」のままでした。ゲンタくんの吹替は寺島さんより高めでガキ大将っぽい感じ、逆にデスシエルは杉山さんよりゴツめですね。最初の「No pain, no gain.」でちょっと哲学的かな?と思ったら、その後は日本語版の謎の寝具ネタ連発以上に脈絡のないダジャレの数々が…。
ちなみにデスシエルがゲンタくんを呼ぶときは「chief」と言っています。ダイキくん→ナオヤくんは「ボス」のままだけどどんな違いなんだろう。「チーフ」の方がミリタリーっぽいとか。フランス語版ではダイキくんはナオヤくんを「chef」(料理限定のシェフではなく、英語のチーフと同じ意味)と呼んでいたので、フランス語版ではまた同じになるかも。
後半は豪華な6人同時バトル。カケルくんがオウガくんについて言った「Yeah, he is kind of mystery, hah.」(うん、ミステリーでしょ?)が好きです。デスシエルの必殺技「無限ダークインフェルノ」は「Infinite Dark Inferno」、ゲンタくんの「幾万もの時を駆け抜けろ」は「Last through time eternal!」。久々にかなり近い訳。
ダイキくんの「Tiger relief, you awake.」(タイガー安心、目が覚めたか)が非常に可愛い。スタンプ貰って喜ぶオウガくんも和むなあ。そういえば彼は「amazing prize」(すげー賞品)を手に入れることができたのでしょうか。ドラゼロス「So, are you happy?」(うまく行ったな、バサラ)→バサラくん「Now we can get some peace and quiet.」(やっと静かになるぜ)、この二人の会話、好き。
アカリちゃんの本業は日本語版では「サイクルメッセンジャー」でしたが英語版は「bike carrier」でした。意味は同じかな? ゲンタくんがお父さんに連絡した理由は日本語版では”ダディの顔が見たくなった”でしたが、英語版では西エリアで起きた問題に触れていた様子。