komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

赤ちゃんがなんでも口に入れちゃう理由

2014年03月09日 | 子育て甘辛ホンポ(上の子入学~現在)

 昨夜、Eテレの「すくすく子育て」を何気なく見ていたら、Q&Aをやっていまして。
 子育て10年目にして、恥ずかしながら目からウロコが落ちる思いをいたしました・・・(汗)。
 ご覧になったかたも多いと思いますが、ちょっと書き出してみますね。


Q なぜ赤ちゃんは、なんでも口にいれたがるのか?

A 口がいちばん器用だから。
  手や目で判断するのがまだ難しいから、優位な口で確かめる。

 例として、ジャングルジムにいる1歳くらいの子が、つかまるための棒にかみついてる映像。
 それを見ながら、専門家さんいわく
 「確かめてるんですね。かたいなーとか冷たいなーとか、案外味がないなーとか(笑い)」

 もうひとつ、公園の土をわざわざすくって、まじまじと見ている映像。
 「はじめて火星におりた人間も、ああいうふうにしますよね。同じことしてるんです」


Q なぜこわれたリモコンをあげても満足しないのか?

A 自分がやっていることの有能性(自分はこんなにできる、と思うこと)
  を確かめるとうれしいので、こわれて反応しないものではだめ。

 たとえば、水道の蛇口を何度もひねって遊ぶのは、「自分がやったことでこんなに水が出た。ぼくってすごい!」と思うから。
 ガス台についているグリルを引っぱり出すのは、「こんなに出せた。大成功!」と思うから(これほどダイナミックなおもちゃはないし)。
 テレビに向けても反応しないリモコンでは、大成功と思えない。


Q なぜおもちゃには見向きもせず、パソコンをいじるのか?

A 大好きな人のそばで真似をしたいという本能。
  人がやっているのを見ると自分もしている気分になるという
   脳の仕組み。

 例として、パソコンに向かうパパが、子どもにおもちゃをあげるもあっさり無視されて、キーボードをガチャガチャいじられる映像。
 専門家さんいわく
 「好きな人といっしょにやりたいんですね。おもちゃをあげるってことは、これでひとりで遊びなさい、って言われてるのと同じですからね」

 

 すみません。はっきり覚えていなくて、かなりの意訳になってますが、内容としてはこんな感じです。
 番組ホームページにもいくつかのっているので、確かめたい方はそちらもどうぞ。

 
 でも、口がいちばん器用・・・そんなふうに考えたこと、一度もありませんでした。
 もしかして、知ってる人には常識なのかも。
 この番組は10年前も見ていたはずだし、育児雑誌(ひよこクラブ)で情報収集してたはずなんだけど、初耳なんておかしいなあ・・・。
 そういえば、動物ってみんな口で確かめてますよね。
 人間も、いちばん最初にするのはおっぱいを飲むことだし。


 そっか~。
 赤ちゃん時代のあんなことも、こんなことも、何すんの~??と思ったことも、キャーやめて~!!と思ったことも、みーんな「器用だったから」なのか。
 ってことは、口に入れたら危ないものを予測するときも、「手でさわれるかどうか」を基準にすればいいわけですよね。

 古いリモコンや携帯電話をあげて、むなしい思いをした理由も、10年目にしてやっと氷解。
 もちろん当時も、「赤ちゃんがいろいろやるのは好奇心の表れ」とか「実験している」とかいう意見はきいていましたが、今回ほど、腑に落ちたことはありません。


 できれば10年前に知っておきたかったなあ。
 いまわかったところで、もはや使う場所がない。使えるとすれば・・・もしかして、孫!?
 絶対忘れちゃってますよ、そんなはるかかなたの話~!
 

 こんなことって、育児に限らずたくさんあるんでしょうね。
 考え方次第で楽になるような情報が、自分のところに届いていなくて残念、みたいなこと。
 とりあえず、少しでも記憶に残しておくために、こうしてブログに書いてみました。
 はたして覚えていられるでしょうか(笑)。

 

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