ながらへば またこのごろや しのばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき
う
詠んだ人・・・藤原清輔朝臣(ふじわらのきよすけ あそん)
詠んだ人のきもち・・・生き続けていれば(つらい)今のことが
なつかしく思い出せるのだろうか。
つらいと思っていた(かつての)世の中が
今は恋しく思えるのだから。
ながらへば・・・生き永らえていれば
憂し・・・つらい。苦しい。