komaの こまごまひとりごと

気が向いたときに更新しています。ただいま「歌の力」カテゴリ工事中。すみません。

イラスト集(清水玲子・波津彬子)

2016年10月27日 | イラストなどなど

              

「ARIA」(清水玲子 1990年5月)

               

              

「WALTZ」(清水玲子 1995年7月)


 今回は「絵師」の名がふさわしいおふたりの画集を。
 まずは清水さんですが・・・ほんっとーにお上手ですね・・・それしか言えません。

 アリアが第一画集で「月の子」「ジャックとエレナシリーズ」がメインです。
 ワルツは第二画集で「輝夜姫」も半分くらい入ってきてます。

 清水さんといえば、最近はもちろんバリバリにハードな「秘密」でご活躍ですが、それしか知らない人がアリアを見たら、きっとびっくりしますよね。
 くらくらするほどロマンチックな画面。きらきら輝く少女マンガの世界。
 こういう世界はもう描かないのかなあ・・・。
 ご本人からすれば、きらきら画面は描き尽くした気分なのかもしれませんけど・・・。

 アリアのあとがき。
「デビューしたてで暇だった1982年と1983年に、10日に1枚ペースでカラーを描いた。あのころ山のように汚ない絵を描かなかったら、イラスト集なんて出すことはできなかったでしょう」というようなことが、書いてあります。
 なるほど、納得です。

 

              

「花色更紗」(波津彬子 1993年9月)

 

              

「彩織り幻想」(波津彬子 2001年11月)

 お次は波津さんですが・・・ほんっとーにお上手ですね・・・それしか言えません。
 2冊とも、雨柳堂などの自作マンガと小説イラストのお仕事とが、ミックスしてます。

 美男美女に加えて、文様のみごとさと色彩の上品さ。そっくりそのまま着物の柄にできそうでうっとりです。
 でもヨーロッパ調のイラストもすてきなんですよね。

 モノクロのイラストもいっぱい入っていますが、カラーと比べてなんの遜色もありません。
 清水さんもですが、まずはモノクロが上手、というのが私の中ではけっこう大事なポイントです。
 なんかイラスト集の表紙をのせるだけで、このブログの画面自体が格調高くなる気がしちゃいますね~(笑)。
 

 

               つづきます


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