ボストン現地レポート 教育に関連した話題を現地から

アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ

2020年02月12日 | 教育
今日のボストンは朝から雨です。もう少し気温が低ければ、大雪となったことでしょう。サマーキャンプシーズンは、まだまだ先のことのように感じられますが、今年のサマーキャンプ参加のお申込は既に進んでおり、定員の8割ほど埋まってしまっているプログラムもあります。そんな中、昨年の夏、同じキャンプに2度目の参加を果たした、参加時小学校6年生の男子生徒さんと保護者の方からお寄せいただきました感想をお知らせいたします。 

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも) 
回答:●ベビーフードショー;今年はブルーベリーだったこと。●乗馬が上手になりほめられたこと。 

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。 
回答:昨年は到着時の天候不良もあって、少しホームシックになったけど、今年は出発からワクワク楽しみで、もちろんアメリカ滞在中も楽しく過ごせた。会話力も上がったと思う。

質問:来年もアメリカのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は? 
回答:思います。今年再会した友達と抱き合ってあいさつした瞬間、アメリカに来てよかった感じました。来年もみんなと再会したい。 

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか? 
回答:グラスビーズの枠を増やして欲しい。定員が少ないのでなかなかクラスを取れない。
 
(保護者) 
質問:お子さんからお聞きになられたプログラムの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。 
回答:Pottery.今年初めて取ったクラスですが、好きなものを好きなだけ作れたらしく、たくさんの作品を持ち帰って来ました。日本のように見本があって作るのではなく、全て自由に好きなものを作れる魅力が、心地よかったようで、滞在中、前・後半ともこのクラスには参加したようです。 

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。 
回答:息子のキャビンはリピーターが多く、今年再会を果たした友達が何人もいました。その中で、一番仲良くなった友達とは違うキャビンで過ごしたようですが、昨年後半で参加し仲良くなったアメリカ人の友達とは電話をするほどの仲良しになりました。電話は会って話すのと違い、コミュニケーションが難しい、と言いながらも、会話を楽しんでいます。ショートメールで住所も交換して、きっとこれから彼らの友情が始まっていくのでは?、と微笑ましく思っています。 

質問:何か、プログラムに対してご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。 
回答:(無回答) 

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。 
回答:昨年に続き、今年もお世話になりました。Tammyさんは、子供とほどよい距離感を保ちながらサポートして下さるので、短期間(1か月ほど)の滞在でも、子供たち同士のつながりが強くなり、コミュニケーション力もアップして帰国しています。Tammyさんには、親子共に絶体なる信用を抱いております。楽しい夏休みにして下さり、ありがとうございました。 

このお子さんは、初めてアメリカのサマーキャンプに参加された時から、キャビンで出会ったお友達たちと時間をできるだけ過ごそう、と努力してくれました。そんな前向きな姿勢が、アメリカ人や他の国から参加してきたキャンパーたちにも通じ、帰国しても連絡を取り合う友情が生まれたのだと思います。2年目の参加は、ボストンに到着したときから余裕すら感じられましたが、昨年は確かに、キャンプ到着後しばらくはホームシックだったなー、と私も思い出しております。今年も、同じキャンプへの里帰りを希望していた生徒さんですが、このお子さんの年齢と経験に合った、異なるサマープログラムへのチャレンジを、勇気をもって決めてくれました。今年は、同じ年頃の子供たちが一番多いサマーキャンプで、本格的なアートのクラスも経験し、新しいお友達もたくさん作りながら、さらに充実した夏休みを過ごしてくれますよう、心から応援します! こんな風に、数年にわたり、お子さんを見守らせていただく機会を頂き、感謝の気持でいっぱいです!



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