あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
当ブログ掲載の写真及び記事の無断転載・複写は禁じます。

カブくひと 鴨川の河原 ライカ M2 ズミクロン50mm f2.0 (second) 〈film〉

2007年07月01日 10時33分08秒 | Leica M8・M-E・M9・MM・CCD
桜の季節や祇園さんの季節になると鴨川河原でダンサー集団によるパフォーマンスをよく見かけます
フラメンコ?ベリーダンス?とにかく楽しそう♪
河原まで降りて見に行きたかったけど終電も近いしフィルムカメラではこの欄干にカメラを押し当て
(開放絞りで1/4秒くらい)ながらの撮影しかできないのですぐ立ち去ろうとしつつ半時間も見いってしまいました
歌舞伎の祖といわれる出雲の阿国も念仏踊りをこの河原で踊ったそうです
歌舞伎は「傾くもの(カブくもの)」という動詞が名詞になったと言われます
人生を斜に構えたような人、みなりや言動の風変わりな人、アウトロー的な人を「かぶきもの」と呼んだらしい
いまから400年もまえに当時十六歳そこそこの田舎出の娘が一座を張るのはよほど性根が座ってないと流され
てしまったのでしょうね
「河原の客こそ、踊りの客よ。おかしければ笑うわ、楽しければ手を打つわ。疎(うと)んじてはなるまいぞ」
のせりふを残しています 
外人観光客の飛び入りも現れて小さな輪はしだいに大きくなって音楽と踊りはやはり世界共通のコミュニケーションなんですね。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする