あなたを見つめて。。 monochrome life

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Osaka Streets コンタックスT2 Sonner38mm(PAN50/XTOL1:1)

2008年11月08日 19時49分29秒 | Film Camera
世間で「高い!重い!寄れない!」と不人気のテレ・ローライを買ってしまった。
市販の半額の値が付いたヤフオクでスタート値を入れたらそのまま誰とも競りあわずに落札してしまった。(もちろん現行のじゃなく40年ほど昔のです)
慌てて預金を下ろして届いたテレ・ローライは初期型の露出計が付いていない背蓋が盛り上がった適度にヤレたやつだった。
露出計は別にあってもなくてもよくて、むしろ無いほうがすっきりしてこれも好き。
背蓋が盛り上がったのはフィルムゲージにフラットグラス(フィルムの平面を際限まで極められる)を装着したときにグラスの厚みを逃げるための盛り上がりです。
ただ、このグラスの実物は見たこともなく、検証のしようがありません。
Sonnar135mm F4はブルーコーティングが美しく残ったままで米粒ほどのコーティング剥がれがあるだけだったが、試写をしてみてシャッターボタンが戻りにくく多重露光のコマが現われた。
出品者がカメラ店なので修理依頼を頼んで3週間が経ったが明日の日曜に無償修理で送り返してくれるとメールが入っていた。
1日だけ手元に置いていてネガも重なったコマに気を取られてしっかり見ていなかったが昨夜、ライトボックスで高倍率のルーペで詳細に見て驚いてしまった。
プラナーやクセノタールや、いままで見た数あるレンズの中で断トツの解像力だったからだ。
最短距離2.5mの傘を撮ったが傘の縫い目のミシンステッチの針穴まで写っていた。
ただ、民生のモニターやフラットスキャナーでは再現は出来ないけど。
最短距離が2.5mと、まったく寄れないのはスタジオでの商品撮影やポートレイトを目的に開発された機種であるからと、判で押したような紹介記事が載っていたが、ツァイスの技術者は最短2.5mを縮めることより最高の描写がこの2.5mの位置でしか出来なかったような気がしていた。
テストフィルムをスキャンしたのがあるけれど、明日、3週間ぶりに手元に戻ってきたテレ・ローライで良いのが撮れてから、テストしたのもまた載せていこうと思っています。
コメント (6)
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Osaka Streets コンタックスT2 Sonner38mm(PAN50/XTOL1:1)

2008年11月08日 19時48分55秒 | Film Camera
とっさに写真家の飯田鉄さんかと。。
コメント (2)
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Osaka Streets コンタックスT2 Sonner38mm(PAN50/XTOL1:1)

2008年11月08日 19時47分52秒 | Film Camera
道頓堀川の川ざらえをすると一回でこれだけの自転車が引き揚げられる。
このまえは1mもあろうかと思う体長の夫婦づれの鯉が2匹泳いでいた。
夏にはテレビも浮いていた。
なにかで読んだが切断された手首が浮いていたこともあるという。
ヤクザの仕業なのかなんとも恐い。
宮本輝の泥の河は昭和30年代の小説だが大阪の川はいまだに泥の河のようだ。
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