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ぼくたちの秘密基地 大阪 ライカ M2 ズミクロン50mm f2.0 (second)〈film〉

2007年07月16日 12時42分30秒 | Leica M8・M-E・M9・MM・CCD
秘密基地の条件はまず第一に親に知られていない場所であること
第二にどこか危険な匂いのかんじる場所であること
第三に友達と自転車で行ける距離であること
第四にじつはこれがいちばん大切なことで大人になっても心の記憶のなかでいつでもその場所にもどれること。。。

『週末になると、ぼくらは町はずれの森に行く。
コナラやクヌギ、エゴノキの葉が生い茂る緑の揺籃では、タヌキやイタチ、そしてもっと小さな齧歯類やさらに
小さな昆虫たちが幸福に暮らしている。
森を囲むように点在する小さな沼には、タナゴやワダカ、クチボソがいる。
彼らは自分たちの世界を満足げに見渡しながら、優雅にヒレをそよがせている。
森には幾筋もの小径があって、それは迷路のように入り組んでいる。
小径の入り口には造り酒屋の工場が一軒ぽつんと建っている。
古材とトタンでできたこの工場は、すでに森の一部になりかけている』

市川託司 著 いま、会いにゆきます より

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2 コメント

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秘密基地 僕たちの場合 (アイハル)
2007-07-17 23:42:20
40年近く前、小学生だった僕たちの第一秘密基地は小学校の運動場(グランドではありません)横の笹の生い茂った斜面でした。上にある運動場から見れば単なる笹藪ですが、笹でカモフラージュされた下には笹をかき分け踏み固めた道が何本も走っていました。草(笹)いきれする小径を笹の葉にほっぺたを引っ掻かれながら、木や竹を削って作った刀や鉄砲を持ってコウモリが飛び始める夕暮れ時まで走り回っていました。その笹藪もグランド拡張のために今は綺麗に苅られて跡形もありません。
第二秘密基地は隣町にあった土取り場。垂直に削られた崖に開いた子供がやっと入り込めるような穴は昔のお城の天守下まで続いていると言われていましたが、崩れ落ちている部分があって10mくらいより先にはいくら向こう見ずの子供でも恐ろしくて進めませんでした。もっぱら5mくらいの高さの崖から仮面ライダーごっこで飛び降りたりして遊んでいましたが、ある時、「へんしーん」と叫んで飛び降りた友達が転んで手の骨を折ってからは誰も近寄らなくなりました。その土取り場も10年ほど前に整地され、今では小綺麗な住宅地になっています。
おっしゃるように、その場所は跡形なくなってしまいましたが、目を瞑れば今もそこに行けるような気がします。
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天守への抜け穴…いまでいう都市伝説ですね(^^) (ゆう)
2007-07-18 20:30:52
僕の町にもそんな大坂城につづく抜け穴の話しがありました(^^)

たぶんアイハルさんたちより上の世代のぼくたちは『2B弾』の投げ合いでした。

これは鉛筆を1/3くらいにした紙の筒で先にはマッチの発火剤が塗ってあり固いものに擦ると白い煙がでて数秒後に爆発する、いま思えばとても危険ながん具でした。

勇気のない子どもは2B弾を投げてもそれをまた投げ返されていました。

僕はぎりぎりまで持っていちど耳のそばで爆発させてしまいました。

最近の子どもたちはマッチも擦れないらしい(^_^;)

しらない間にアイハルさんの秘密基地に迷い込んでしまったようですね。。。
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