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中崎町暮色 M3 Elmarit 28mm F2.8(1st)〈T-MAX400/XTOL1:1〉

2008年10月04日 20時31分54秒 | Leica M8・M-E・M9・MM・CCD
中崎町二丁目は東梅田の次の地下鉄で降りた一角にあるレトロな町家だ。
自宅から直線の地下鉄線上にありながらなかなか撮りに来なかった場所です。
この日も夕暮れときから出たのだけど、今回はローライは置いてきて、おんぼろライカM3にEOS-1Vの50mmF1.4標準付きというスタイルで撮りはじめた。
ライカM3には純正の28mm外付けファインダー(新型)が付けてある。
28mmならピントを合わさなくても目測でほとんど切り取ることが出来るし一眼レフよりアバウトなレンジファインダーをもっとアバウトにした、この見えが最高の外付けファインダーは手放したことがない。
ただ、視度レンズが付かないので僕はニコンの-2の丸型ディオプターをホットグルーで接着している。
レンズはエルマリート28mmの初期型で俗にいうレッドスケールのやつだ。
このレンズはどんな場面でも破錠なく写しだしてくれるライカレンズのなかでも特に好きなレンズだ。
この中崎町の角家はどれもこのように面が取ってあってインパクトが強いのにどこか優しさを感じさせる家ばかりだった。
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4 コメント

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Unknown (アイハル)
2008-10-04 22:10:37
「中崎町暮色」、いい感じですねぇ。
黒つぶれぎりぎりの柔らかなトーンが素敵です。
ところで、T-MAXフィルムでは、T-MAX現像液とXTOLをどんな風に使い分けておられるのでしょうか?
120ではしばらくネオパンに固定してトーンを追求してみようかなと思ってます。
漫然と結果オーライでは、どうもダメだなと思うこの頃です(笑
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アイハルさん (ゆう)
2008-10-04 23:24:03
XTOLを使いだして半年、それまではT-MAX一辺倒でしたが最近ようやく使い分けが出来てきて、この中崎町暮色はT-MAXがキレていたのでXTOLを使いましたが、このあとの夜の1本は全滅でした(めちゃくやいいのあったのにぃ~(;o;))
メーターなしのカン露光でしたので2絞りアンダーでフラットすぎて駄目でした(TMAXdeveloperなら現像力があるからもしかして救えたかも)
ただ、35mmに関しての話で120のT-MAXでは35mmのようにハレーション防止剤を塗布していないから極めて美しいネガに仕上がります。
結論は35mmTMAXはTMAXdeveloper1:4か5オンリーで(ハイライトが美しく粒状性も良いから)
120TMAXその他各社フィルムはXTOL1:1でいこうと思っています(現像を押しすぎても硬調になりにくく扱いやすいから)
5年ほどまえまでトライXをよく使っていましたがTMAXdeveloperでは暗部がすっこ抜けたり少々使いづらかったようでした。
やっぱりトライXはD76がいちばん相性が良いみたいですね(液の保存性さえ良ければねぇ)
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Unknown (アイハル)
2008-10-09 23:48:03
私も35mmは基本的にT-MAXを使おうと思ってます。
120では、ISO=100のフィルムでぼけを生かしたものを撮りたいのですが、どうもT-MAX100だと、水洗後にかぶりというかネガに汚染が残ってしまいます。(指で触るとその部分のみ透明度が増します)
FUJI QWで処理後、10分以上の水洗をしており、硬膜定着液が悪さをしているようにも思うのですが……。
そんなわけもあり、アクロスを使おうかなと思ってます。
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アイハルさん (ゆう)
2008-10-11 00:31:37
ネガの汚染というと真っ先に考えられるのがピンクステインですが現像液で流れて停止液で流れて定着液でも流れるので水洗後まで残るとは考えにくいですね。
そうすると、硬膜定着不足による乳剤面のゼラチンかもしれませんね。
硬膜定着液はどこのメーカーでしょうか?
僕はスーパーフジフィックスリキッドを指示どおり希釈して(フィルムと印画紙で希釈率が違う)います。
硬膜定着液の粉剤タイプは30度以上の水温で溶解すると成分が分離することがありますし、低い水温だとタンクの中に成分が結晶として残っていることがあります。
コダックのTMAXは特に乳剤層が厚いので定着時間を延ばすような話も聞きます。
僕は最低で10分以上15分までくらいでしょうか。
QWを使って15分~20分水洗してドライウェルを指示より1.5倍程度薄めて製版用スポンジ(これは凄くて写真用品のスポンジのようにカスが付かず目視できないくらいのきめ細かさでほとんどの水分を吸収できる)で拭いますが、まっ白いスポンジですが汚れはつきません。
やはり、硬膜定着液が像そのものを定着する力はあるけれど硬膜に問題があってゼラチン層が残るのではないでしょうか?
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