あなたを見つめて。。 monochrome life

モノクロ自家現像の写真を左のカテゴリー一覧からご覧ください。
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散歩道 ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈Plus-X125〉

2007年12月07日 23時56分05秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
神戸の北野異人館通りは相変わらずたくさんの入場者で混みあっていた
異人館のまえではおばちゃんがまるで見せ物小屋への呼び込みのように声をかけてくる
いくら維持費がかかると言ってもこの入場料の高さは法外だ
僕はいつも北野に来るとそんな雑踏から外れてこんな裏道を探しながら歩く
ツタやレンガに手を添えながら歩くのがとても好きだ
そんなときは写真なんて撮らなくても気持ちが豊かになってくる。。。
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煉炭 ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈T-Max400〉

2007年12月06日 22時16分50秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
煉炭…懐かしい言葉だ
今どきの子ども、いや大人だってこんなものは知らないだろう
僕が子どもの頃はまだ石油ストーブが一般化するまえの暖房はコタツと火鉢だった
その火鉢に使うのが煉炭だ
カンテキという素焼きの(最近の居酒屋でも人気があるらしい)火鉢に石炭を粉状にして固めた直径20センチくらいの煉炭を新聞紙で下から点火してあるていど赤くなると火鉢に移して周りに灰を被せると夜まで暖房として使えた
きっと炭火鉢よりは文化的だったのだろう
煉炭火鉢ではお湯を沸かし、おでんやぜんざいを温め、三徳に網を乗せるとすぐにお餅を焼くプレート代わりにもなった
近くの駄菓子屋のお婆ちゃんはその灰のなかにいつも牛乳瓶を半分埋めて温めていた
退屈するとよく金火ばしでその煉炭の横から穴を開けていた
小さな赤い炎が噴きだしてその穴の奥を覗きながら図鑑で見たことのある地球の内部のマグマはきっとこんなふうなってるんかなぁ…とずんずん顔を近づけながら遠赤外線に頬をほこほこさせていた。。。
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ダウンジャケット ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈Plus-X125〉

2007年12月06日 01時35分39秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
冬の撮影歩きにはダウンジャケットが一番だ
重いカメラバッグすら肩にかかる重さをいくぶんなりと和らげてくれる
一作年にラクーンファーの付いたダウンを買い替えたが一番欲しいのがMONCLER社のブルガーだ。
なんと日本円で16万以上もするのでとても手が出ないけれどきっと温かいだろうなぁ(懐は寒くなるけど
それにウエストレベルのカメラはこんなもっこりしたコートで首から下げてレンズだけを出して撮影しても誰も気づかれない
彼らは後ろ向きだったので堂々とフォーカスをファーに合わせて撮った
ローライもライカも2メートルくらいなら絶対に音では気づかれない。。。
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白いマフラー ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈Plus-X125〉

2007年12月05日 00時31分45秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
ちょっとレトロな鉄橋があったので列車が通過するのを待っていた
どうやらこの鉄橋の橋下が通勤や通学によく使われてるらしく5分ほどのあいだにたくさんの人々が自転車をつきながら鉄橋をくぐって行き交いをしていた
通路はセメントに浅い筋じ溝が切られていてその両わきにはちょうど自転車のタイヤが乗せれるほどの20センチばかりのスロープがついていた
もちろん2台の自転車がすれ違えるほどの幅はなく人々はトンネルの入り口で向こうから来る人の気配を見て足早に鉄橋の下をくぐり抜けていた
いろんな人が行き交いするなか薄暗い鉄橋の下をひとりの女子学生がくぐり抜けてきた
白いマフラーに白い手袋はこのレトロな鉄橋にとても似合っていて鉄橋に合わせていた焦点と絞りを慌てて彼女に合わせた。。。
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内なるもの ローライフレックス 2.8F プラナー80mm 〈Plus-x125〉

2007年12月04日 17時42分44秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
うちの区内でも来年から透明ゴミ袋の実施がある
そこでたまたま出くわした団地のゴミ袋をよく見てみると、にゃんとどれも新聞紙で中身を覆っている!
そうだよなぁ~自分ちの生活レベルまでご近所に一目瞭然だもん
プライバシーとエコノミーは難しい問題です。。。
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シジミ蝶 ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈PREST400〉

2007年12月03日 01時26分02秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
都会の地下鉄からエレベーターを上がると猫の額ほどのスペースに猫じゃらしが生えていた
初冬の夕暮れの斜光のなかちいさなシジミ蝶がその猫じゃらしの穂に羽を休めていた
もう誰もがコートを羽織る季節にまだ一匹で冬越えの備えもしていないのだろうか?
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道端のボア ローライフレックス 2.8F プラナー80mm〈PREST400〉

2007年12月02日 18時28分08秒 | Rolleiflex 2.8F・3.5F・ SL66E
ミニバイクをカバーで覆ってあっただけなのだけれどなんだか星の王子さまの冒頭に登場する大蛇ボアに呑み込まれた象の挿し絵をふと連想してしまった。。。

ペットのドワーフラビット(雪うさぎのような白うさ)がたぶん今夜あたり死ぬかもしれない。
来年が10才だから相当な長寿だ。
秋口から夏の暑さでだいぶ弱っていてこの冬は越せないかもしれないと思っていた。
今日は一日出かけずにずっと傍にいてあげている。
大好きなトウモロコシがこの時期はもう無いので昨夜は深夜スーパーで真空パックをようやく見つけて数時間おきにすり潰してあげている。
目は閉じているけれど、はむ口もとがとても可愛い。
いっしょうけんめいに生きようとしているんやなぁ。。。
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